「ああ、じれったい」と、思わず私がつぶやいてしまう交際中のカップルがいます。
それは、男性があまりにも相手のことを気にしすぎて差し障りのない話ばかり
をしていることです。
女性側から言わせると、いつもデートパターンは同じ、食事をして、散歩して、はい、さよなら。
本当に驚くほど、核心の話はなあ~んにも出てこない。
もちろん、最初から距離感を縮められてきたら、多くの女性は引きます。
ですが、会う回数を重ね、ほどよい距離感になってきた時、今度は逆に押してきてほしいのが
女心なのです。
いつまでも平行線だと不安になってくるのも女心。
それなのに、相変わらずのデートを重ねてくるのです。
たまに映画を観るなどの変化球もあるものの、単にデートのバリエーションが増えただけ。
ずばり、女性が期待している変化球とは、お互いのことや結婚観や将来の話をたくさんすることなのです。
しかし、なぜ、こんなに臆病な男性が少なくないのでしょうか?
多分「あなたが好きだ!」と言ったら、付き合っている女性がギョッとした顔をして去っていくのが
怖いからです。
何もギョっとした顔をされないまでも、徐々に距離を置かれて最後は消滅・・・。
きっと、あなたはそういうことを想像してしまうのでしょうね。
結局、自分が傷つくのが怖いのです。 もしかしたら図星だったりして。
けれど、考えてみてください。
あなたは結婚して家族を養っていくだけの決心をしたからこそ、結婚相談所に入ったはずです。
男性の結婚への決意は、大きな責任を伴うことを意味するのはわかっています。
しかし、あまりにも慎重しすぎると女性が去っていってしまうのは本当のこと。
そもそも、女性が何回もあなたと食事に行っているということは、結婚への気持ちが十分
あるからなのです。 その可能性が断然高い。
ですから、仕事のこと、どういう夫婦になりたいか、どういう家庭を築きたいか、
家計はどうするのかなど、大いに語ってください。
結婚前提の交際とはこういうことなのです。