お付き合いが始まって、いつもデートは食事して映画を観て、少し散歩をして終わり。
この繰り返しで、いつになったら、具体的な結婚話が出るのか不安になってきたと
いう女性の話を聞いたことがあります。
結婚前提の結婚相談所ですから、交際を続けていること自体、二人とも
結婚を考えていることです。 それなのに、一向に話が進んでいかない
というわけです。
たまにある話なのですが、こういう人たちにはある共通点があります。
それは、結婚に対して具体的な理想、つまり結婚観がぼんやりとしているのです。
昔は、男性は仕事、女性は家庭という役割が出来ていましたから、結婚に対して
暗黙の了解が出来ていたのですが、現代は価値観が多様になっていますし
昔とは経済状況も違うわけ。
だからこそ、結婚に対して具体的な理想を持つことが必要となってきているのです。
こういうことを話さないないから、何回デートを重ねても結婚に至る話し合いができない。
これが、恋活なら別にいいのですが、婚活をしている人は結婚というゴールを
目指さないといけません。
それも、30代、40代の男女が悠長に構えていられるのでしょうか。
それには、自分の結婚観をしっかりと語れることが大事なことです。
もちろん、男性も女性も。
それをお付き合いの早い段階で話し合うのです。
そうすれば、結婚観が合うか合わないかがすぐにわかりますよね。
例えば、結婚したら子供が生まれるまで働いて、その後はじっくりと子育てをしたい
という女性に、子供にいい教育を受けさせるためには自分の給料だけじゃ充分じゃないから、
女性にも働いてほしいという二人がいたとしましょう。
これは、明らかに結婚観が違っているわけです。
こういうことはお付き合いの早い段階でわかった方がよいでしょう。
そのためには、自分の結婚観をきちんと相手に伝えられるようにしたいものです。