あなたはつきあっている相手に
不満や不安をぶつけてしまったことがありませんか?
以前にも書きました。
「不満や不安があったら、改善策を考えて伝えよう」
と。
「ケンカするカップルほど仲が良い証拠」
などと言いますが、私はこれは違うと思います。
ケンカが多いカップルは、相性の良し悪し以前に
お互いの感情の表現の仕方が
わからない場合が多いのです。
そのために、気持ちの行き違いが多くなり、
つい相手に怒りをぶつけてしまう・・・
近い将来、ケンカ別れなんてことに
なってしまうとも限りません。
だからこそ、
相手に何かを要求するときの
「伝え方」 が大事なポイントになるのです。
私がよく言っていることですが、
「自分の思っていることは、相手も同じように思ってくれるだろう」
は、間違いのもとなのです。
以心伝心などないのです。
特に付き合いが長くなると、
人って短い言葉ですべて通じると思いがちになります。
そこには、相手に対して期待感があるからです。
でも、残念ながら、それが赤信号点滅のサイン
だったりするのです。
では、どのようにしたらいいのでしょうか?
ビジネスシーンでは冷静な人も、
プライベートでは、物事を伝えるときに
事実より感情を重視してしまいがちになります。
たとえば、
日常生活の場面の中で、あなたはついこんな風に言ってしまう
ことがありませんか?
「あなたって、いつも連絡しないんだから!」
「みんなやっていることなんだよ!」
「あなた(君)って絶対~~~しないね!」
このような言い方は、感情に訴えた言い方です。
こういう言われ方をすると、
相手は 「いつも」 じゃないだろう!!
って、2倍にして返してきます。
場合によっては、ケンカになったりします。
私自身が家族に対してこうした
コミュニケーションをしてきました。
そんな私が、あとになって学んだことなのですが、
「いつも」 「絶対」 は相手の人格を
否定してしまいかねない言葉なんだそうです。
ですから、
「いつも連絡しないね!」
という代わりに、
「連絡がなくて遅いから、何かあったのかと思って
心配していたんだよ。 だから、遅くなるときは
連絡を入れてくれると嬉しいな」
こんな風に、相手の行為に対して、
自分の気持ちを伝えることが大切なのです。
そうすると、相手も素直に聞いてくれるかもしれませし、
この言い方ですとケンカになりようがありません。
ただ、相手があってのことですから、
すべての会話がこのようにはならないでしょう。
しかし、日常で私たちがイライラすることを
相手がワザとやっていることはマレなのです。
相手が知らないでやっていることや、
または、「自分のやっていることは悪いなぁ」 と
罪悪感を感じているときに、
攻撃的に批判的に伝えると相手は心を閉ざして
しまいます。
このように、
「ケンカにならない伝えカ」 を
お互いに意識できるようになることが
2人がうまくいく秘訣なのですから。
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