婚活しているあなただけでなく、皆が恐れるお見合いでの沈黙。
シーーーーーーーーン。
じっと相手の目を見るわけにもいかず、かといって上を見るわけにもいかず、
お互いに下を向いたっきり。
あなたの頭の中は、真っ白で何を話そうと考えるどころじゃないかもしれません。
想像しただけで、ちょっとした恐怖ですよね。
だから、あなたは喋りまくるわけです。
次から次へと話題を提供して、相手の反応を見る。
涙ぐましい努力です。
ここで、相手が何らかの話題に乗ってくれば、言葉のキャッチボールが成立するわけです。
しかし、何を話しても相手から何も引き出せない場合があります。
こういうときです。
あなたの疲労度は極限に達するはず。
そして、自信を失うのです。
・・・・でも、あなたは一生懸命に話題を提供し続けたわけです。
ただ、相手が乗ってこなかっただけ。
ここで、あなたに気づいていただきたいことは、こういうことは
十分あり得るということです。
そして、喋りまくる自分の姿をちょっと上の方から眺めてください。
まず、一生懸命やっている自分を褒めてください。「よくやってるよ。自分」という具合に。
あと、沈黙を極度に恐れている自分を認めることです。
それから、喋りまくるだけではなく、「間」を意識してください。
立て続けに喋るのではなく、必ず話と話の間に空白を作っていくのです。
この間は、シーンとした時間が流れても構わないという気持ちで。
こういう間を作ると、相手が何か話し始めるかもしれません。
それでも、相手との会話が成り立たないのなら、それはそれでいいのです。
価値観は人それぞれ。
だから、何をどうやっても合わない人がいても当然なのです。
だったら、開き直るしかない。
こういう出会いもあるんだと。
その度に自信を失っていたら身がもちません。