以前、ご成婚した女性会員さんが、初めてのお正月を旦那さまの
実家で過ごすことになり、浮かない顔をしていたことがありました。
彼女曰く「彼の実家は地方で、お正月は親戚がたくさん集まるそう。
私は都会育ちの一人っ子。 たくさんの方の中でうまくやっていくるか」と。
そんなことを心配していました。
多分、彼女はお嫁さんとして、親戚の方々に気に入られなくちゃと気負っていたのでしょう。
それから、休む暇もなく、台所でお義母さんのお料理のお手伝いをしなければ
ならないと思っていたのです。
私に言わせれば、そんなのひと昔の話。
今は、お義母さんや親戚の方がお嫁さんに気を遣う時代だとか、多くの方から聞いた
ことがあります。
現に、旦那さまの実家に行ったら、大きな炬燵で皆和気あいあいで
楽しくお正月を過ごしたと、会員さんの報告がありました。
大きな炬燵でお正月料理や鍋料理などを皆でつついたら、緊張感があっという間に
溶けてきますよ。
だって、もう家族の一員なのですからね。
結構、初めてのお正月を旦那さまの実家で過ごすことに神経質になっている女性の
話をよく聞きます。
何でも、初めての経験は緊張するもの。
けれど、大抵は「心配しすぎて損しちゃった」って感じです。
旦那さまの家族に温かく迎えられ、家族として受け入れてもらえた喜びが
大きいものです。
それに、旦那さまの家族の方もお嫁さんと同じ気持ちではないでしょうか。
こちらも初めての経験ですもの。
こうして、だんだんとお互いに気ごころが知れ、家族らしくなっていくのでしょう。