「どんな女性が理想ですか?」
と、私が男性の方々にお聞きすると、
「母みたいな女性がいいですね」
とお答になられる方が、結構いらっしゃいます。
付き合う女性に大なり小なり母親像を重ねて
いるのでしょうね。
私は、アメリカに長年住んでいる友人より、
こんな出来事を聞いたことがあります。
その出来事とは、
彼女の知り合い(アメリカ人)のご主人が、
浮気をして家庭が大変なことになりました。
奥さんが激怒して、ハサミで彼の洋服を
すべて切ってしまったそうです。
愛情表現が豊かな国ですから、
ラブラブな時はいいのですが、その逆は
凄いことになるのだなと、私などは思ったわけです。
そんなときに、彼の母親が登場してきて、
「息子は確かに悪いが、こういうことをして
彼を責めるアンタは、クレージーだ」 と、
彼女を非難したそうです。
この話を聞いたときに、
私は、母親というものは、もう理屈ではなく、
無条件に子供の味方をするものなのだな、と
感じました。
さて、多くの男性は付き合う女性に対して、
どこか母親的な愛情を求めているところが
あるのは事実だと思います。
これが度を超すと 「マザコン」 なのですが、
どんな男性でも大なり小なり母親像を恋人に
重ねているところがあります。
以前、セミナーで聞いたことがあるのですが、
現代は少子化のため、母親が何でもかんでも
子供の世話をする傾向にあります。
子供にとっては、
「少々面倒をおこそうが、そこに行けば助けてくれる。
そこにいれば安心だ」
要するに、子供にとってはそこは 「安全地帯」 なわけです。
これは、子供の成長過程にとっては、大きな安心感をもたらします。
こういうことが、大人になっても
「何があっても 『安全地帯』 に戻れば許される」
そんな記憶として残ります。
ですから、男性は母親の代りを女性に求めて安心したい、
と思っているところがあるそうです。
私は女性が、彼に母親的な女性像を見せることは
大事だと思いますが、
「まったくもってお母さんのようにふるまってはいけない」
と思うのです。
それでは、どのようにしたらいいのでしょうか?
それは、
彼を理解している 「彼の味方」 であり 「安全地帯」
であることを感じさせつつ、
「何でもかんでも許される無条件の味方ではないよ」
ということをハッキリさせることです。
たとえば、
「必要以外の借金は嫌いだからね」
「浮気は許さないからね」
「肝心なことを隠すのはイヤだからね」
と、ピシッと言うべきことは言っておくのです。
これは、恋愛初期のラブラブなときにでも、
自分の方針としてハッキリさせておきます。
つまり、彼に、
「彼女は俺の味方だけれど、無条件の味方ではない。
条件付きの味方だ」
「何でもかんでも許される安全地帯ではない」
ときちんとわからせることが大切なのです。
それが、2人が上手くいく秘訣なのですから。
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