「本音を話してくれない彼」

知り合いのA子ちゃんは、彼と付き合い始めて一年目。


人柄の良さはひしひしと感じていて、


結婚してもいいと思っているそうです。



しかし、彼女の悩みは、「彼が本音で話してくれないこと」。



たとえば、



「言いたいことがあったり、嫌なことがあったら

 

 言ってくれると嬉しいな」 と言うのですが、


彼の返事は、「あったら言うよ」 と。



映画を観たときなど、彼女は主人公の心理などについて


話すのですが、彼に 「どうだった?」 と聞くと、


「良かった」 と手短なお答。



会社のことを尋ねても、


「毎日いそがしいよ。同じだよ」 とまた一言。



A子ちゃんは、このことに物足りなさを感じています。


結婚を決意するには、彼に本音で話してほしいと


思っているそうです。



このお話を聞いて、私が感じたことは、


A子ちゃんは、相手に本音で接することが普通だと


思っていて、相手にも自分のようにすることを求めて


いるような気がするのです。



A子ちゃんにとって出来ることが、相手には出来ないことがあるのです。



つまり、自分の普通が相手にとっては普通ではないってことです。



人間関係において、ここのところは大切なポイントだと思います。



口下手の方や、相手に距離をおいて接する方は、


昔、言いたいことを言ったら拒絶されたり、


辛いことがあったり、人間関係がうまくいかなかったりという


経験があったのかもしれません。



人と本音で接すると、少なからず傷つきますので、


これを防ぐために無意識下による自己防衛


の場合もあるのです。



では、このように距離をとって人と接する人や


口ベタな人と交際をする場合、


どうしたらいいのでしょうか?



それは、こちらが相手の思っていることを代弁してあげる


といいです。




どうするのかというと、たとえば、



映画を観て、


「主人公が恋人と別れるシーン感動したよね」


普通このように話しますが、



これだと自分の感想を言ったにすぎません。



そうではなく、



「主人公が恋人と別れるシーン切なくなかった?」


「主人公が犯人に追われるシーン怖くなかった?」



こういう聞き方をすると、相手の気持ちを聞くことになります。



こんなふうに彼の気持ちを代弁してあげるのです。



普段気持ちを出さない人でも、気持ちを言い当てられると


それを否定しようとまでは思いません。



そして、この代弁が当たっていると、


「そうなんだよ~。 ああいう時の気持ちわかるなぁ。」


などと、この代弁が誘い水となって話すきっかけに


なることもあるのです。



そう、話すきっかけを作ってあげることです。



私自身、昔付き合っていた人が口べたで、


どうしても会話がシーンとしてしまうのですが、


この聞き方でかなり効果がありました。



この代弁をして、誘い水を打つということは、


いろいろなシーンに使えて、


コミュニケーションを円滑にしますので


試してみてくださいね。

 

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