「聞くこと」　ってやはりむずかしい？

先日、私は女性会員Kさんのお見合いデビューの

席に同席しました。

お相手の男性の方は、話題が豊富で、会社のことや

旅行のことなどユーモアを交えて話して下さいます。

楽しいお見合いになりそうだなぁ・・・　と思って、

隣にいるKさんの顔を見ると、彼女の笑顔が引きつっています。

ま、初めてのお見合ですもの。　緊張するのは無理も

ありませんよ。

ふと、私はKさんの頭の中は、

こんなことを考えているのではないかと思いました。

それは、

・相手の話に対する　”感想文”　を作るのに忙しく

　なっている

・次は　「私が話す番だ」「どうしよう。何を話そう・・」　などと、

　”ネタの仕込み”　が始まっている

などです。

これって、多くの方が最初の頃のお見合いで、

やってしまいがちになるんですよね。

そうすると、相手の話が上の空になってしまいます。

もちろん会話自体を楽しめる余裕なんてまったくなし（笑）。

そして、お見合いが終わると　「あ～～、疲れた。グッタリ」

となってしまうのです（笑）。

今回のお見合いのポイントとしては、

相手が気持ちよく話しているのなら、

聞き役に徹して、相手の会話に乗っていけばいいのです。

人間は　「聞く」　より　「聞いてもらいたい」　

という気持ちの方が強いもの。

自分の話を聞いてもらった相手に対しては、

好印象を抱かずにはいられないのです。

というわけで、自分の話をたくさんするのは、

まず　「聞くこと」　の大切さを

わかってからでも遅くはありません。

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