「男は奢るもの、見栄を張ってでもリードしたい」は過去のもの?

少し前、といっても2,3年前までは、デート代は男性が持つことが

多かったと思います。

これは、結婚相談所でのお話です。

私が仲人になった15年前は、「デート代は男が奢るもの、見栄を張ってでもリードしたい」

と思う人が圧倒的でした。

ですから、かえってご馳走のしすぎで、男性が金欠をおこすこともあって、

私は雰囲気のよいリーズナブルなレストランを探すことをアドバイスしたものです。

ところが、最近はといえば「割り勘派」の男性が増えてきた様子。

というのは、まず「僕は割り勘主義だから」と最初から宣言する男性まで出てきましたからね。

ま、昔と今では経済状況が違って、男性も見栄を張れない懐事情になってきました。

しかし、結婚前提の相談所でピッタシ割り勘や200円、300円の小銭まで請求するのは、

これは、もう大人のお付き合いどころか、学生さんのお付き合い。

やはり、割り勘でも女性少な目の割り勘で当たり前だと思っていただきたいです。

自販機のコーヒー代200円、カフェのお茶代300円と請求していたら、

その時点で、女性の気持ちが盛り下がってきます。

これ、100%確実。

そんなことを「本命の女性」にもする男性が現れてきたから驚き!です。

ご本人、女性の気持ちにまったく気がついていないのですから、どうしようもない。

あっという間に振られて終わりです。

このことから「本命の女性には、すべての力を投入する」という、男性が本来持っている

はずの本能が薄れてしまったのではないかと、私は混乱しています。