以前、成婚退会をしていかれた女性会員Yさんは、
交際中の彼と毎週のようにデートを
楽しんでいました。
ところが、ある時、Yさんがこんな風な不満を私に
もらしました。
「私ばかり話していて彼はいつも聞き役なんです。
もっと言いたいことがあったら、話してくれればいいのに。
彼の本音って聞いたことがない。
やはり結婚する人は、本音で話し合える人でないと・・・」
と、不安そうな顔なのです。
このカップルは、Yさんがざっくばらんな性格で何でも
話すタイプ。
ですから、温厚で寡黙なタイプの彼としては、
彼女のこういうところに惹かれたのでしょう。
私がこの話を聞いて感じたことは、
Yさんが、親しい人と接する時には 「基本は本音」
で話すのが当たり前だと思っているということです。
ところが、他人と接する時に、
「必ず距離を取って接するクセがある人」
がいるってことは事実です。
本人としては、別に距離を取っているつもりはなく、
普通の態度で接しているのです。
私が心理学の授業で学んだことですが、
昔、辛いことがあったり、人間関係が上手く
いかなかったりという経験を持つ人に、
見られる傾向があると言うことです。
人と本音で接すると、少なからず傷つきますので、
これを防ぐために無意識下による
自己防衛なのですって。
したがって、大切なことは、
【自分の普通】 が 【他人の普通】 とは
限らないってことです。
ここら辺を理解すると、他人に対する期待値が
変わってきます。
このカップルの場合ですが、
「彼女が話す人、彼が聞く人」 で上手くいっているの
ですから、これでいいのではないでしょうか。
ただし、彼女の話によると、
結婚を決める時に、彼に約束をさせたそうです。
「肝心なところは、必ず本音で話す」 と。
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