なぜ、K子さんの結婚相手への条件が
こんなにも厳しくなってしまったのか???
ですが、彼女の実家は、地方の旧家だそうです。
家の周りは、ほとんど同じ性で
親戚同士だということ。
彼女は、大学から東京へ出てきて以来、
ずっと1人で暮らしています。
彼女が、正月などに帰省する度に親や親類縁者から、
「K子ちゃん、どういう人と一緒になるのかな~」
「優秀なK子ちゃんだから、それなりの人を選ぶんでしょう」
などと、とにかく外野がうるさいんだそうです。
この親類縁者からのプレッシャーというのは、
結構ジワリジワリ効いてくるんですよね。
昔だったら、学校を出たらすぐに田舎に戻って、
家柄に合った人を周りが決めてくれたんでしょう。
実際、多くの方がこうして結婚していったんでしょうが、
ある意味、楽チンですよね。
だって、自分で考えなくてもいいんですもの(笑)。
ところが、あなたもご存知の通り、
現代はどこの出であろうが、
婚活しなければ、結婚が難しい時代です。
彼女の場合、周囲への見栄とか、
「私、この人と結婚するの」 と言うときに、
周りに恥ずかしくないかという思い込みと、
とにかくゴタゴタ考えすぎてしまうのです。
また、私が驚いたことは、
相手に厳しい条件を出しているということに、
ご本人、気がついてさえいないことです。
もしかして、彼女は現実を見るのが怖いのかな・・・。
その結果、「この人好きだな」 という、
自分の素直な気持ちに従えなくなったというか、
わからなくなったというべきか・・・。
今回は、周りの期待に添わなければと思い込み、
自分を見失っているK子さんのお話でした。
が、彼女だけではありません。
婚活市場には、こういう迷走している人たちが
いるのです。
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