過去に私の相談所で婚活していた男性(30代後半)は、仕事に
かなりエネルギッシュで前向きでした。
当然条件もよく、婚活の舞台では30代女性に一番求められる
タイプだったと思います。
彼自身も一日も早く結婚したいと意欲的で、週末になると
お見合いに出向いていました。
ところが、こういう人はすぐに決まるかというと、なかなかむずかしい。
というのは、相手が彼と話しを合わせようとして、仕事や趣味の
ビジネス書の話題ばかり降ってくるのだそうです。
そうかというと、”私、お料理得意なんです”のような自分アピールを
全面的に出してくる人も少なくなかったとのこと。
彼の話によると、毎週お見合いして相当数の人と出会ったわけ
ですが、綺麗な人ばかりだったのには驚いたそうです。
これは当然。
現代の婚活している女性は、自分磨きを十分していますからね。
だから、かえって一人の人に絞るのが難しかったと言います。
そんな中で、彼のハートを射止めた女性とは?
それは、彼女は彼の生活時間をよくわかっていて、彼が
帰宅する時間帯に必ずメールをくれるんだそうです。
「おかえりなさい。今日もお疲れさま」と。
これは妻が夫の帰宅時にかける言葉。
相手を癒すことができる言葉でもあります。
知らず知らずのうちに結婚生活のイメージを植えつけることが
できるのです。
他にもお付き合いをした女性は結構いましたが、
この「おかえりなさい」メールをしてくれた人は彼女一人。
彼女は彼の希望に合う「安らげる女性」だったというわけ。
もしかしたら、彼女の作戦だったのかな、、、なんて思う私です。
これぐらいやらなくちゃ競争率の高い男性の心はつかめない。
それも、自然にね。