私には、占い師の友人がいます。
あなたは、占いと言うと、
お客様は、圧倒的に女性が多いというイメージを
持つでしょう。
ところが、最近は男性が多くなってきた
そうです。
やはり、経済状況の悪化の中、
誰もが先行きに不安を感じるからでしょう。
だからでしょうね。占いが繁盛するのは。
彼女によると、男性に多い悩みは、
「先行き不安だから未来を占って欲しい」
というより、「行き場のない感情を誰かに聞いて欲しい」
という類だそうです。
中にはパートナーに直接、話せばいいのに
という話も結構あるそうです。
たとえば、
・会社での人間関係の悩み
・業績の悪化で給与がカットされる恐れ
など。
彼らは、「パートナーも子育てで忙しいし、
心配をかけたくない」 と、口を揃えて言うそうです。
占い師の友人は、このように言います。
「なんのためのパートナーなの。
困ったときに支え合うためじゃないの」って。
自分ひとりで抱え込むのは責任感が強い証拠ですが、
それはパートナーを信頼していないとも
捉えられるのです。
困っているときこそ、お互いに支え合い、
知恵を出し合いながら乗り越えるといいのに・・・。
それなのに、ひとりで抱えこんでしまっては、
現状が周りの人にはわからないのですから、
周りの人は助けようがありませんよね。
思い切って打ち明けてくれれば、
気持ちが楽になるかもしれないし、
周りから援助が得られるかもしれないのに。
それでも、ご本人としては、
どうしても言えないのでしょうね。
ま、ひとり悶々と悩んでいるより、
占い師だったら、話しやすいかもしれません。
人間、話すことで気持ちが整理できるし、
何よりも気持ちが楽になることが
ありますからね。
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