突然のプロポーズ

彼は、30代半ばの何回かホノルルマラソンに挑戦したことがある


スポーツ大好きの男性です。


お相手の女性とは、彼の一目惚れで交際がスタートしました。


彼女は5才年下で、「妹にしたい女性」 コンテストがあったのなら、


NO.1に選ばれそうな笑顔が印象的なチャーミングな女性です。



彼は、私の相談所の中でも、「モテ男」 の一人です。


「聞き上手」 の上、話を盛り上げることのできる方なので、


女性には人気があります。



しかし、結婚となると、「ご縁」 がつきもの。


なかなか、「運命の赤い糸で結ばれた人」 にはめぐり逢えません。



さて、今回の彼女との出逢いは、


彼に言わせると、「勝負!」 だそうです。


気合いが入っています。



毎週のようにデートをしていて、いい雰囲気で交際が進んでいるようです。


彼女は、彼をお兄ちゃんのように思っているらしく、


何でも心を開いて話してくれるそうです。


「そこが可愛い」と、鼻の下をのばしています。




あるとき、いつものように彼女の話を聞いていたそうです。


話の内容は、職場のことなのですが、


彼女のストレスがたまっていたせいか、話がエスカレートして、


職場の人の悪口を言い始めたそうです。



最初は、じっと彼女の話を聞いていたのですが、


ついに言ってしまったそうです。



「人の悪口は言うな! 言って愉快になるわけじゃないだろう。

 

 もっと物事を明るく考えるようにしないと、これから苦労するぞ」




彼女は、下を向いて、「シ~~ン」。




しまった・・・



言ってしまった・・・


(もっと柔らかい言い方をすればよかったじゃないか)




しかし、その後だそうです。



自分でも思ってもみなかった言葉が出てきたのは。




それは、



「こんなことを言うのは、オレぐらいしかいないぞ」


「オレは楽天家だから、一緒になったら楽しいぞ」



「苦労はさせない。 結婚してくれ」




彼女は、顔を上げて、ポカ~ンとした表情。




しばらく、沈黙。




やっと、彼女の口が開いて、



「よろしくお願いします」と、一言。



こうして思わぬ展開からプロポーズが成功したわけです。




長年、いろいろなカップルを見ている私もビックリしました。




後で、彼女の話を聞くと、


一人娘で親にも叱られた記憶がなかったそうです。



正直、最初はびっくりしたけれど、自分のことをこんなに真剣に


叱ってくれる人にいままでに出会ったことがなかった、と言うのです。



そして、直感で、



「この人だったら、大丈夫! 頼りになる」



何の迷いもなくプロポーズを受けたそうです。





さて、水彩画を習っている奥さまから、季節の変わり目毎に


きれいなお葉書をいただきます。



「主人は、いまでも頼りになる兄のような存在です」


と先日いただいたお葉書に一言書かれていました。



いつまでもお幸せに。

 

オフィス悠のHPも見てくださいね☆

  ↓  ↓  ↓  ↓

神奈川(横浜)東京の結婚相談所「オフィス悠」