こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
私の結婚相談所では入会する時に絶対譲れない条件を挙げてもらいます。
そうすると、今も昔も上位を占めるのは「年収が高い人」です。
つまり、年収が高い＝経済的に豊かに暮らせるというわけ。
確かにお金があれば日々のやり繰りに四苦八苦することも少ないし、外食や旅行を楽しむ機会も多いでしょう。何よりもお金というのは心の余裕さえももたらしてくれるは事実。だから、年収の多いを上位にする人が多いのも頷けるのです。
しかし、ここで気をつけてほしいことがあります。
稼ぎが多くても意外とケチな人がいるということを。
ここからは実際あった昔の話です。
希望の男性とゴールインして目出度し目出度し。夢のようなハネムーンから帰国して日常生活が始まったのです。
そこで、一か月の生活費を渡されて愕然とした彼女でした。その額、５万円。
それには食費、雑費、彼女の小遣いも含まれていました。、もちろん、この額では無理だと抗議したのですが、挙式や新婚旅行や指輪などに多額の費用がかかったからこれからは節約だと言い張るのです。
さらに、彼曰く「年金だけじゃ僕たちの老後はどうなる？今から蓄えるべきだろう」と。
彼の言っていることはごもっともだとわかっていても、新婚早々ここまで倹約を強いられるとは想像だにしませんでした。
というのは、結婚前デートはいつも素敵なレストランばかりだったので、こんなシビアな金銭感覚の持ち主だったとは夢にも思わなかったからです。
そもそも、金銭に対する考えをお互いに話し合ったことがなかったのでした。だから、結婚前に「お金の話」をすることはとても大事なことだと気がついた彼女でした。だが時すでに遅しです。
しかし、「ケチならまだいい。貯蓄がかなりあるでしょう」と言うあなた。
彼女は何もセレブな日常生活を送りたいわけではありません。ただ、二人で旅行やたまの外食を楽しみたいというビィジョンを描いていたのです。彼の年収なら年に一度の海外旅行も可能なはず。
それがすべて叶えられない夢となったのです。まるで人生観の違う二人が結婚してしまったのですから。毎日、ため息をつきながら生活をしているという話。
こういう話は彼女だけではありません。もちろんよくある話ではないですが、今も昔も聞くことです。
だからこそ、その高年収男性の中身に目を向けるべき。その人がどういう人生観を持っているのか、金銭の価値観はどうなのか。
目先の年収に目がくらみ、本質に目を向けないと「こんなはずじゃなかった」という話が少なからずあるのです。
（記事は実話を基にしていますが、人物を特定しないため脚色して書いています）
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