あなたは、人から何かしてもらったときに、
つい、「すいません」 て言っていないでしょうか？
そういう私も、意識していないと、
いろいろな場面で、ついつい、「すいません」と
言ってしまいがちになります。
私たちは、「すいません」 じゃなくて 「ありがとう」 って、
なかなか言えないものなのですよね。
どうも 「受け取り下手」 とでも申しましょうか。
こういった傾向があなたにもありませんか？
以前、私の結婚相談所で、こんなことがありました。
お見合い後、２人は意気投合して交際が始まりました。
ところが、彼の仕事がとても忙しい。
一か月の半分くらいは、海外ということも珍しくありません。
ですから、彼の忙しい仕事の合間をぬぐって
デートする時間を作るのです。
愛し合っているカップルなら、こういった困難はくぐりぬけて
いけるものです。
ところが、です。
やっと２人が会えたと言うのに、
彼女の開口一番、
「すいません。忙しいのに…」
「ごめんなさい。忙しいのに…」
と言うのです。それも悲しそうに・・・。
彼としては、
「自分のために、彼女に無理をさせてしまっているな」
「彼女を悲しませてしまっている」
と、彼女と会うと気持ちが沈んでいくのだそうです。
海外生活の長い彼としては、
会ったときに、「うわ～、会いたかった！」と抱きついてきて
欲しかったそう。
ま、そこまでは無理としても、
「忙しいのにありがとう。会えて本当に嬉しい」
と、言って欲しかったそうです。
彼女としてみれば、つい日頃の癖で、
「すいません」 と言ってしまったのだと思います。
しかし、「忙しいのにすいません」 と 「忙しいのにありがとう☆」
では、天と地ほど違うのです。
「ありがとう」 「嬉しい」 と言葉と態度で表現する。
そうすれば、かけがえのない２人だけの時を
思いっきり楽しもうという雰囲気になってきます。
その結果、お互いに満たされた気持ちになり、
愛がもっと深まってくるのです。
恋愛の場面でも、つい使ってしまう 「すいません」。
日頃から 「すいません」 じゃなくて、
意識して 「ありがとう」 と言って、相手の好意を
「受け取り上手」 になりませんか。
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