息子の結婚を心配する親の気持ち

こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。

いつまでも結婚しないお子さんを心配されて相談に来られる親御さんは少なくありません。

「もういい年(30代、40代)なのに結婚する気配がない・・・」「孫の顔が見たい」「親が亡くなったら子供ひとりが残されてしまう」などと聞くと、本当に子供を想う親心は何と有難いことかとひしひしと感じます。

中には、お子さんの年収が少ないのを心配して、「土地をあげます」、「新居を建てます」などと。けれど、自分の家の敷地内に新居を建てるという方がたまにいて、それ自体が結婚から遠ざけるものだとわかっていただくのが一苦労(苦笑)。

さらに、経済的援助をしますという親御さんまでいます。

本当に親の愛情というのは海より深いというのは真実ですね。私の両親はとっくに亡くなっていますから、心配してくれる親がいるのは羨ましささえ感じます。

しかし、ですね。

昭和の時代だったらこれらの援助は魅力的だと感じた女性もいたかもしれません。今の時代は、最初からそういったものになびく女性はまずいないと言っていいでしょう。

もちろん、結婚相談所ですからご本人の条件がいいに越したことはないです。

そういうことを踏まえた上で、私が親御さんに言っているのは「お子さんのコミュニケーション力」がどうかということです。

つまり、相手の反応を見ながら徐々に恋愛モードにするための力。というのは、結婚相談所の結婚は出会うのはお見合い。そしてお互いを好きになってご成婚してゆくのです。だから恋愛力は必須科目。

こういうものが備わっていてこそ、親御さんのオファーが光ってくるわけです。最初から新居ありきでない、土地ありきでもないし、経済的援助云々ではありません。

このように私が言うと「うちの子供には異性とのコミュニケーション力があると思えない。あったらとっくに結婚しているだろう」と声のトーンが下がってきます。

そこで、私が声高に言うのです。

「だったら、結婚相談所で婚活しながら、そういうことを学ぶしかない」と。

要するに、結婚するための予備校だと考えればわかりやすいと思います。

だから、私は親御さんに言うのです。「お子さんにとって予備校での授業は辛いものかもしれない。温かい目で見守ってあげてください」と。

(埼玉県吉川市は南浦和から武蔵野線で越谷レイクタウン駅の次です。駅に近いワーキングスペースやホテルのラウンジ、静かなカフェなどで面談を行っています)

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