こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
私は入会面談の時、必ずこのように聞きます。
「結婚相手に対して、あなたの絶対に譲れない条件は何ですか？」と。
すると、ほとんどの人は”え～と、顔が私好みの人””年収５００万以上の人””年齢差５歳までの人”などと言います。”普通の人””いい人”もよく聞きますよ。
「それは、表面的な婚活の条件。あなたが心底譲れない条件は何」と私。
そうすると、途端にしどろもどろになる人が何と多いことか。
もしかしたら、年収とかルックスとか年齢が合う男性とお見合いしていけば結婚相手が見つかると思っていませんか？
確かに人には運というものがありますから、自分でも拍子抜けするくらい簡単に相手が見つかってしまうこともあるでしょう。
けれど、多くの人がそうそう簡単に問屋が卸さないのが婚活なのです。
というのは、自分の本当に心から大切に思っていることがぼんやりしているから。それはあなたの心の中では気づいているものの、言語化できていないので明確に”これ！”というわけにはいきません。
そう、心の中で気づいていたとしても、あるいは薄々わかっていたとしても、それらを言語化しないと「私の譲れない条件は〇〇です」といかないものです。
だからこそ、ぼんやりとした条件ではなく”この人だったら多少の苦労は厭いません”という”絶対にこれだけは譲れません”という条件を決めるべき。
私はこれを「運命の条件」と呼んでいます。それを見つけるには、あなたの過去の恋愛の傾向や親からの価値観など、自分の傾向性を洗い出す必要があります。（私の相談所では『運命の人に出逢うための婚活ワーク』でこれでもか・・・というくらい洗い出しています）
大事なことは、自分自身と向き合うこと。
これは自分の見たくないものまで炙り出されるので心理的に辛いこともあるでしょう。しかし、運命の条件を見つけ出すのは自分自身のことを掘り下げる必要があります。
そうして、「これだけは絶対に譲れません」という運命の条件を決めるのです。
たとえば、よくあるのが「やさしい人」「いい人」。
でも、これだけじゃ漠然としていてダメなんです。どんな人でもやさしい部分はあるので誰でも当てはまってしまいます。婚活で迷走する人の典型的なパターンです。会う人を”いい人なんだけれど決め手がないのよねぇ・・・”となります。
これを繰り返さないために、「私の思う『やさしい人』『いい人』ってどういうことなんだろう？」と考えてみるのです。
そのとき、ノートに書きながらやってください。別に書かなくても頭で考えればいいよという人もいますが、頭でぐるぐるしてしまいがちないい加減な取り組みになってしまうのです。
そうすると、
・ お財布を私に預けてほしい
・ 一緒に家庭の経済を管理する
・ 子供を伸び伸びと育てるために一戸建てを購入したいので、そのために二人で貯蓄出来る人
・ 二人でいろいろなところを旅行して、人生を楽しみたい
・ 会社の昇格試験や資格取得に前向きな人
・ 出来るだけ夕ご飯を一緒に食べながら、他愛のないことを話せる人
・ 健康を考えた食習慣がある人
・ 運動習慣がある人
などなど、出てくる、出てくる。
この中から、優先順位を決めていくのです。
そうすると、どうなるかというと、相手を見つけやすくなります！
話していると、わかるのです。
「優しい人だけれど、ちょっとね・・・」ということがなくなるはず。だって、運命の条件を明確にしたあなたは「優しいけれど、〇〇が私とは違う」となります。
さらに、ときめきも得られそう！
めちゃくちゃ考えた運命の相手の条件にハマっている相手が見つかったら、あなたはこうなりますよ♪
「出たー！！！ ここにいたよーーーっ！！」ってテンションになります！
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