自分を言葉で売り込もうとする男性

こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。

男性が失敗するケースで多いものとして自分のスゴいところを「情報としてたくさんしゃべって売り込もうとする」というのがあります。

私が仲人になった頃ですから、かれこれ20年前の話になります。

脱サラから事業を成功させた男性がいました。その彼の自慢話がすごかったのです(苦笑)。お見合いになると自分がどんなに頑張って今の事業を成功させたかを相手に延々と語るのです。

自分はこんな仕事をしていて、こんなことが難しくて、こんなことがスゴイというようなことをしゃべりまくり。さらに”自分は金持ちなんだぞー”と(笑)。

そりゃあ、成功者の話ですから、相手は初めの頃こそ耳を傾けて聞いてくれます。しかし、すっかり彼の独演会になると”早くお見合いが終わってくれーー”と心の中で手を合わせて願ったはずです。

だって、一方的に話し続けられたらたまりませんよね。それも、ほとんど自慢話ときています。それでも相槌やリアクションを返すことが求められます。それが大人の対応というわけです。

往時はお見合い時間が2時間なんてことはザラでした。(仲人が30分くらい同席することが珍しくありませんでした)だから、お見合いが終わったらぐったりと疲れて家まで這うようにして帰ったなんて話もあるくらいです。

現代は約一時間ですが、それくらいが緊張感を保つ限度だと思います。

昔の婚活者は1時間30分位は普通にこなしていたのですから今から比べると結構過酷だったのです。

話は元に戻りますが、オレ様話を聞くほど退屈なことはありません。それも長時間ですもの。

当然、彼はバタバタと断られましたよ。

まさに彼のような人は売れない営業マンのようなもので(笑)、女性は確実に引きます。

自分を売り込もうとして話して、それで女性が魅力的だと感じてくれることはまずないと思っていいのです。

それよりも、あなた自身の話をすることが大事。

たとえば、自分の毎日やしんどいことも多いけれど人生にやりがいを持っていることなど。

さらには、人生に自信を持っている様子が静かに微笑んでいても伝わる、というような「空気感」を醸し出す人になれれば最高。

 

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