こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
婚活している女性の中には、相手の年収にこだわる人が少なくありません。
そりゃあ、日々の生活にお金がかかるし、子供が生まれれば教育費がかかるし、老後資金も貯めなくてはならないし、お金の心配が尽きないですよね。毎月入ってくる収入が多ければ多いほどいいに決まっていますし、精神的なゆとりまで手に入れることができます。
ところが、です。
私は、仕事柄、年収の高い男性と結婚したまではよかったものの、「こんなはずじゃなかった!」という相談を受けます。それも決して少ない件数ではありません。
気になる内容ですが、一番多いのはお金の価値観に対する違いです。
例えば、
・ 老後の貯蓄にこだわるあまり、ギリギリの生活費でやりくりを要求する夫
・ 夫が独身時代の趣味や交友関係を続けているため、お金がほとんど残らない
・ 日々の生活は倹約しても年に一回は海外旅行をしたい妻に対して、贅沢だと言い張る夫
・ 毎月渡される生活費が十分でなく、日々の生活だけで精一杯
・ お金の管理を妻に任せることはせず、家にいくら貯蓄があるのかなどが全く把握できな い
・ 管理職で収入は多いけれど、それに伴い部下や接待にかかるお金が多く、期待していた生活とは言えない
などなど。
希望通りに高年収の男性と結婚したのに、「こんなはずじゃなかった!」という例を挙げてみました。
つまり、収入が多いから期待通りの生活を送れるのかというと、そうじゃない場合も多々あるということ。
なぜなら、お金の多寡にかかわらずに、お金というのはその人の金銭感覚に直結していることが大きいからです。
だからこそ、私は収入の多さに惑わされないで、交際中に「結婚後、お金の管理をどうしたいか?」をオープンに話し合うべきだと会員さんに言っています。
それなのにお金に関することは話しにくいからとスルーして、結婚してからとんでもなくシビアな金銭感覚の持ち主だったのがわかったなんて話があるのです。
これなどは結婚前に話し合えば、もちろんすべてじゃなくても、ある程度察しがついたはず。それをわかった上で、やはり人柄がいいからと覚悟して結婚するのと、自分の思い通りの生活をイメージした後でガックリするのとでは大きく違います。
だからこそ、相手の金銭に対する価値観をよく観ることです。
(記事は実話ですが、脚色してあります)
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