こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
結婚相談所のお見合い婚活では、お見合いのお断りや交際の終了など、すべて仲人さんがやってくれます。会員さんが直に相手に断るということはありません。
「断る」というのは、誰もが一番苦手なことではないでしょうか。婚活していて断られたことがないという人は稀だと思います。それほどよくあることなのですが、断られたり、断ったり、どちらも感情的に苦痛が伴うので決して慣れることはないです。
その中でも、精神的にダメージが大きいのは、うまくいっている交際だと思っていたのに、突然交際終了を告げられてしまうこと。
それよりもっと辛いのは、真剣交際をしていて結婚を考えていた矢先にお断りをされてしまうことです。このような残酷な面があるのが婚活なのです。ご縁という不思議なものに左右されるのですから、当然あり得ることでもあります。
もちろん、泣きたいのは会員さんですが、仲人も一緒に泣きたい気持ちでいっぱいになります。会員さんの気持ちを慮ったら正常な気持ちではいられません。これは、十年、二十年経験を積もうが、おそらく慣れることはないでしょう。しばらく会員さんの気持ちに寄り添う他はないです。
しかし、いつまでも沈んでばかりいられません。そこから何とか立ち直らないと。そのためのお手伝いを仲人がします。多くの人が口を揃えていうことは「婚活が振り出しに戻ってしまった・・・」ということ。
けれど、２０年以上仲人としていろいろなご縁を見てきた鴫原が言えることがあります。
それは、決して振り出しに戻ったわけではないのです。なぜかというと、失意を乗り越えてまた行動し始めた人には不思議といいご縁が巡ってきた実例にたくさん出合っているからです。
ずい分前の話ですが、交際中の男性から突然お断りされて彼女と私で泣いたことがありました。彼女の熱量の方が高かったと思います。
長年続けていた仕事を辞めて家を守ってほしいと彼から言われて、そうしようと考えていた彼女でした。しかし、本心は福利厚生に恵まれている仕事をずっと続けたかったのです。それを諦めても彼と一緒になりたかったのでした。それだけに、ご縁が終わってしまうことは断腸の思いと言っても大袈裟でなかったのです。
しかし、すぐに気持ちを切り替えたのが彼女のすごいところ。
それから間もなく知り合った男性は、彼女の仕事に理解がある人でした。お互いに話が合って、あっという間にご成婚が決まりました。現在は中学生のお子さんがいらして、旦那さんの協力のもとにお仕事を続けています。役職にも就いたんですよ。
こういうこと、稀なことではないんですよ。
だから、ひとつのご縁が終わったからって、そうそう落胆することはありませんよ。あなたが立ち直るのに仲人が力になります。
どん底を味わったあなたには必ず次の展開が待っていますからね。
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