お見合いの雰囲気をブチ壊す「否定」

こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。

私の相談所の女性会員さん、先日お見合いで映画の話題になったそうです。お互いに趣味が映画ですから自然にそういう流れになるでしょう。本来ならば盛り上がるはずです。

しかし、それどころじゃなく、お互いの主張を言い合う場となったそう。彼女の話によると、「こないだ、話題になっている映画『〇〇』を見ました。感動しましたよ。さすが有名な監督の作品ですね」と話を振ったそうです。

そうしたら相手がこのように言ってきたとのこと。「ああ、それなら私も見ましたよ。あのー、どこが感動したんですか?」と。

そう問われれば「映画の世界観に魅せられました」と答えた彼女。それに対して 「ふーん、そうですか・・・」と彼。

乗ってこないのでこの話はこれで終わり、と思ったのです。ところが彼は「あれはつまらなかったですよ。〇〇監督の失敗作だ」と映画をこき下ろしたのです。そんなふうに言われれば黙っていられない彼女。「そりゃあ、ストーリーは難解だったかもしれませんが、やはり〇〇監督の作品は独特の世界観があるんですよ」とつい語気が荒くなりました。

「そうですか?私はああいう世界観、ダメなんですよね」と彼。それから、監督の過去の作品から比べるとやっぱり駄作だと、繰り返したとのこと。

そこで引っ込めばよかったのに、「どこが駄作なんですか?」と言ってしまった彼女でした。それからは彼の独断場。彼独自の映画論を展開されてタイムオーバー。

そういう見方もあったのかと感心する反面、素直に共感できないのです。何しろ最初の始まりがよろしくない。いきなり否定されたもんだから、そこから気持ちが復快できなかったのです。当然、二人のご縁は交わることはなく終わりました。

 

そこまでいかなくても、興味のない話題が出てくることはお見合いではよくあります。ここで大事なことは、「肯定で答える」「まず同意する」ことです。

それなのに、否定してしまう人が意外にいるんですよね。こうなるとその後の展開は推して知るべしなのです。

そもそも自分とまったく同じ趣味嗜好であることなど、まずないと思ってください。

だからこそ自分の好き嫌いとは別の次元で、どんなものからもよさを見出す努力をすることです。これがサービス精神というもの。お見合いにはこれが必要なスキルなのです。

 

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