こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
先日、ネットサーフィンをしていたら、こんな記事が私の目に留まりました。
それは、32歳の女性が婚活で出会った男性30代後半と交際中。このままいけば結婚。本来であれば、もっと幸せな気持ちになってもいいのに浮かない気分のまま毎日を過ごしているとのことです。
というのは、彼との交際に違和感があるから。下記が記事の要約です。
彼が「何食べようか?」。「〇〇さんの食べたいものでいい」と彼女。そのとき、彼が「そういうの、一番困るんだよね」と怒ったような口調でいいました。それに驚いた彼女が「・・それじゃ、わ、和食がいい」と。「それだったら最初から言えばいいじゃない(カチン)。これから和食のお店探すのが大変なんだよ」と不機嫌な顔。今まで彼女の希望を聞いてくれたことなどなかったのに・・・。
食事の場所ばかりでなく、デートの場所を決めるときも「〇〇子さんはどこに行きたいですか?」という言葉がなく、いきなり「〇〇駅に何時」という具合に連絡してくるのだそうです。最初の頃は決断力がある男性と思っていたとのこと。
しかし、デートを重ねるうちに、彼女の希望を聞いてくれてもいいのにと思い始めてきました。それがないんだそう。なぜそうなってしまったかというと、彼女が「どこに行こうか・・・」とあれこれ考えている時間が長いので、決断が早い彼は辛抱できないらしいのです。
本当は彼と話し合いながら「植物園に行こう」「美術館に行こう」「江の島に行こう」などと、デートの場所を決めたいのです。それを彼に言えばいいのに、何ともいえない威圧感があって言いにくいのだとか。
そんな感じで交際が進んでいくうちに、自分の言いたいことや気持ちを表現できていないことに「この人でいいのかな・・・」と思うようになりました。
それでも、交際を終わらせる勇気がないのだそうです。というのは、仲の良い友人たちが結婚していって焦りを感じていることと、仕事にやりがいを感じているわけでもなく、やはり、早く結婚して落ち着きたいという気持ちが強いから。
それから「今後こんなに条件の良い男性が現れるだろうか・・・」と考え込んでしまうそうです。「自分さえ我慢すれば何とかなる」とも考えているとのこと。
記事はここで終わっていますが、彼女の悶々とした気持ちが伝わってきます。
まず、彼女は「自分さえ我慢すれば」と言っていますが、我慢には、必要な我慢としてはいけない我慢があるのです。してはいけない我慢の典型は、本当は自分の合わない相手で、どうしても譲れない部分がぶつかり合っているのに、それに目をつぶって結婚してしまう場合です。
どうしても譲れない部分がぶつかり合っているなら、結婚しない方がお互いの幸せのためです。しかし、何かを我慢したり、あきらめたりして結婚する人や、自分の本当の望みを自分自身に深く問いかけないまま結婚してしまう人は、決して少なくありません。
私が何度もこのブログで書いているように、合わない相手と結婚して、あとから何とかしようともがくことが、いかにエネルギーを消耗し、貴重な人生の時間をうまくいかない結婚生活に費やすことになるか、私は結婚相談を通じて、痛いほど見てきているのです。
もちろん、結婚したあとは腹をくくって、夫婦生活をどうしていくか、本気で考え、本気で取り組むことが大事です。でも、これから結婚するあなたには、出会いの段階から、幸せに向かう取り組みをしてほしいのです。
もし、あなたがベストパートナーと出会ったら、必ずこういう感覚になります。「多少のトラブルが起きても、私は彼との関係を維持するために努力を惜しみません」と。
私は声を大にして言いたいことは、こういう人と出会ってほしいのです!
私は、ベストパートナーを見つける最初の第一歩は、自分が求めていることをハッキリさせるステップが特に大切だと考えています。
そうじゃないと、条件を重視して、焦りから心の中で広がっている相手への違和感に目をつぶって結婚してしまうことになりかねないのです。
「それも、人生だよ」という声が聞こえてきそうですが、私はあなたには幸せな結婚をしてほしいと切に願っています。
横浜の結婚相談所オフィス悠は横須賀線保土ヶ谷駅から徒歩7分、相鉄線天王町駅から徒歩5分です。
ズーム、スカイプを使ってのオンライン相談を行っております。
お問い合わせ、ご相談は、お気軽にこちらへ
500人が効果を実感した『運命の人に出逢うための婚活ワーク』はこちら
仲人鴫原についてはこちら