こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
過去に30代半ばの女性とお見合いした30代後半の男性の話です。
話の内容がほとんど彼女の仕事のことだったそう。それも仕事の不満。聞き上手を目指している彼ですが、さすがに愚痴が延々と続くので、つい「それじゃ、転職したらいかがですか?」と言ってしまったとのこと。
そうしたら、彼女の返事に驚いた彼でした。それは「だから、婚活しているんですよ」と。彼女の話によると、結婚が決まったら最初にやることは、会社を辞めることだとか。「家庭を持って、子供を育てることが夢」と語る彼女の顔がその時だけぱっと明るくなったのでした。
彼のタイプの女性でしたが、仕事がイヤと話す彼女の顔が暗く、思わず引いてしまいました。
仕事を辞めて主婦になって子供を育てたいという女性はたくさんいます。ただ、昔と違うところは主婦になったからと言って、完全に家を入るのではなく、扶養控除内でパートで働く意思がある人が多いことです。このコロナ禍で収入が減ることは目に見えている中、奥さんも何らかの仕事をして家計を助けるのは当たり前の世の中になるのではないでしょうか。
私はこういう話を聞くたびに女性にとって結婚は「人生をリセットさせる願望」があると思うのです。今時バラ色の人生を夢見る女性は少ないでしょうけれど、結婚によって新しい人生をスタートできると考えている人は少なくありません。
一方、男性にとっての結婚はオーバーに言えば自分の人生を犠牲にするぐらいの覚悟が必要なのです。
自分の給料で家族が食べていけることはもちろん、妻だけではなく子供を養い大学まで行かせて・・・と先の人生まで考えています。そうなると、仕事は辞められないし、やりたい仕事への転職も諦めなくてはならない。今の仕事を続けるしかないという責任が押し寄せてきます。
これだけ、女性と男性では結婚への考え方が違うのです。
私は「人生をリセットする」の女性の特権を活用すべし!と考えています。その機会は結婚か出産、転職など、限られています。
しかし、いくら仕事や今の生活に不満があるからといって愚痴ばかり言ったりして”不満オーラ”を全身から放っていると、いい男を引き寄せる可能性が低いと言わざるを得ません。だから、何でもいいから自分を少しでも面白くする方法を模索すること。”今、楽しい”と思える瞬間を多くすること。これ、とても大事なこと。
話は余談になりますが、昔、お見合いで同じように「私、仕事がつまらなくて・・・」と話した女性がいました。そうしたら、男性が「それじゃ、僕のお嫁さんになっちゃいなさい」と言って、あっという間にご成婚になったケースがありました。20年間仲人をやっていて、たった一件ですけれど、こういうことがありましたっけ。
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