こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。
あっという間に週末がやってきました。
お見合いに向かう途中の花屋で見かけた黄色い「ベコニア」。
ビタミンカラーというは、ホント、元気が出ますね。
さてさて、東京と横浜でお見合いが活発に行われました。
最近は、有楽町の『椿屋珈琲店』でお見合いを行うことが多くなっています。
なぜなら、駅から1分の近距離で、ゆったりとしたボックス席、お茶代が1000円以下で収まるなど利点が多いからです。
有楽町といえば『帝国ホテル』が定番でしたが、有楽町駅から少し歩くことと、いつもティールームが混雑していることを考えれば、こちらのカフェの方がいいでしょう。
それでも『帝国ホテル』の一流の雰囲気に触れたいと、そこを指定する会員さんも少なくないです。
どちらを選んでも会員さんのお好み次第。
私は横浜ベイシェラトンホテルでお見合いの立ち会いです。
40代男性が多かった今週末のお見合い。
いつものようにお見合い前に待ち合わせて、ホテルのロビーで婚活や仕事の悩みを話しました。
40代男性の特徴のひとつとして、管理職の方が多いので仕事と婚活の両立が大変だということ。
それに体力の衰えを訴える人が多いのです。
お見合いから交際になっても、週末になるとデートすること自体がしんどいときもあるそうです。
「それじゃ、結婚できませんよ」と少し声のトーンが高めになってしまった私。
そこで、今読んでいる本『困難な結婚』内田樹著が、なかなか結婚の本質を突いているのでその一説を引用して話しました。
内田氏によると、結婚は「病気ベース・貧乏ベース」で考えるものなんだそうです。
以下引用してみました(24ページ)。
病気になったり、失業したり、そういう困難に直面したときに支え合うために人間は結婚するのです。
結婚式のときに牧師さんが言うじゃないですか。
「健やかなときも病めるときも、富めるときも貧しいときも」って。
素直に申し上げて、ご自身が「健やか」で「富める」ときは別に結婚なんかしてなくてもいいんです。
その方が可処分所得も多いし、自由気ままに過ごせるし。健康で豊かなら独身の方が楽なんです。
結婚しておいてよかったとしみじみ思うのは「病めるとき」と「貧しきとき」です。
結婚というのは、そういう人生の危機を生き延びるための安全保障なんです。
結婚は「病気ベース・貧乏ベース」で考えるものです。
以上ですが、40代になったら内田氏の書いていることが俄然説得力を持っていると私は感じました。
というのは、誰にでも訪れる肉体の衰えというものは、心にも影響を及ぼすからです。
今まで見てきた景色が「なんか、色が少し褪せてくるというか、今までと違って見える」というのが40代。
今まで元気だと思っていたのに、検査でひっかかるのもこの世代。
少しずつ「老い」というものを実感するのです。
もしかしたら、大病に見舞われるかもしれません。
そんなとき、独りで今までと同じように冷静でいられるかどうか。
「今のうちによく考えておいた方がいい」と彼らに言った私でした。
これ、真実ですから。
ガツンと言い過ぎたかな(笑)。
さらに言いましたよ。
「そういう危機意識を持つと、今年中に結婚しようという気持ちになるでしょ」と。
神妙な面持ちで聞いていた彼らですが、本当に、これ、真実ですからね。
だ・か・ら「今年中に結婚しましょう!」。
本日の遅めのお昼ご飯は「参鶏湯」。
あー、韓国に美味しいものを食べに行きたい!
ピエール・エルメのマカロン。
一個360円也。
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