曖昧な表現を言語化すると理想の人がより明確になる

こんにちは。埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。

私の結婚相談所では、お見合い終了後と交際中に振り返りを書くことにしています。

まずは、【相手のよかったところ】から書いていくのです。

これは、いいところを見つけるセンサーを発達させるため。

「幸せを感じる力」を高めるため。

人は悪いところはいくらでも見つかるのに、いいところは少なかったりする場合が多いのです。

理想の人と結婚するためには、後者に焦点を当てるようにすることが大事。

 

それから、お見合いの振り返りを書いていると、相手に対して感じたことをこのように表現することがよくあります。

それは、

・ もやもやする

・ イライラする

・ 何か嫌な感じ

・ 何となく違う

・ ぼんやりとしている

などなど。

 

あなたは、こういった感情を相手に持ったから書いたのでしょう。

しかし、これでは相手の何があなたを「もやもや」させたのか?

相手の何があなたを「イライラ」させたのか?

何もわからないですね。

これで済ませてしまうと、あなたの考えが整理できないし、洞察力が深まっていきません。

 

そこで、ぜひこれらを言語化してほしいのです。

なぜなら、あなたは次に同じような相手と出会ったとき、また「モヤモヤする」と言うからです。

結局いつまでも、あなたの傾向性や心の奥に潜んでいる感情がわからないまま次に進ことになります。

これでは、結婚まで程遠いと言わざるを得ません。

 

といっても、言語化することはむずかしいのはわかっています。

そこは大きな塊を細分化するように考えてください。

例えば、

〇〇さんは、条件もいいし優しいのですが、何となく違う感じがするとあなたが思ったとしましょう。

次は、「なんで何となく違う感じがするのか?」を言葉にしていくのです。

彼のどういうところがあなたをそう感じさせるのかを箇条書きにしていきます。

そうすると、

・ いつもデートプランを彼が決めてしまう

・ 映画を観た後、感じたことを話そうとしない

・ あまり自分のことを話そうとしない

・ 私のことも聞くことが少ないし、私に興味を持っているのだろうか

・ 私が仕事の悩みを口にしたとき、通り一遍の答えしか返ってこなかった

などが、出てきます。

 

ここからわかることは、自分の傾向性です。

・ 彼に依存するだけではなく、自分も物事を一緒に決めていきたい

・ 自分は自主性のある女性

・ 映画を観た後など、心に残った場面などを一緒にシェアしたい

・ 共感し合いたい

・ 仕事のことや日頃考えていることなどを一緒に話し合いたい

・ 私も自分のことを彼に話したい

・ 仕事の悩みを聞いてくれて、彼の意見が聞きたい

などが出てきます。

 

そうすると、自分の求める人は

・ 話し合うことができる人

・ 一緒に共感し合える人

・ 物事に対して意見を交換し合える人

なのです。

これが満たされないから【何となく違う感じがする】と出てきたわけです。

 

ここまで突き詰めていくと、自分自身が漠然と思っていることや考えていることが明確になります。

繰り返しますが、【何となく違う】は【何が何となく違うのか?】を言葉で表現しない限り自分が本当にどういう人を求めているのかがぼんやりしたまま。

だからこそ、漠然とした言葉や想いを言語化することが大事なのです。

それが出来たとき、あなたの求める理想の人が明確になります。

 

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