まいった!相手の家柄自慢。

自慢話と言うのは、すべて悪いわけではありませんが、

相手に誤解を与える自慢があります。

それは、家柄自慢です。


以前お見合いの席で、こういうことがありました。

ちょっと、聞いてくださいね。


男性はお育ちの良さそうな感じで、最初は女性は好印象を持ちました。

ところが、お互いに話が弾んでくると、男性が「実は、どこどこの○○町は

僕の一族ばかりが住んでいるんですよ」と。

さらに「○○の市長は僕の親戚で、○○会社の重役は僕の

母方の関係、有名な市議の○○は僕の遠縁で~~」と、続いて・・・。

彼女によると、彼の親類縁者が華麗なる一族だということを延々と

聞かされたそうです。


これには、彼女は「まいった!」と、心の中で叫んだといいます。

なぜなら、まだ相手のことを知らない段階で、この家柄や血筋

などの自慢ほどつまらないものはないし、言えば言うほど、

本当はそうでなくても、薄っぺらな人間に思えてしまうからです。

間違っても、「その家柄はあなたの努力の結晶ですね」なんて

言えないし(笑)。


それに、女性は家柄の裏には、うるさい親類一族がずら~~っと

控えていると想像してしまいます。

ですから、家柄自慢はロクなことにならない。

それなのに、ペラペラ喋る男性がたまにですが、実際に

いるのです。


もちろん、お付き合いが進んだ状況なら隠す必要はないでしょう。

しかし、初対面であったりした場合、他に話すことが山ほど

あるでしょうに。

何より、中身があっても中身のない人間だと感じさせてしまいますよ。

だから、もし、あなたが名家の出身であっても家柄自慢は

しないほうがいいです。


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