やる気の生み出し方



ビジネス本の週間ベストテンをみていたら、


脳に関する本が2冊ランクインしていました。


脳の本といっても、専門的なことが書いてあるのではなく、


私たちの仕事や生活に役立つ情報が書いてあるので、


人気があるのでしょう。




さて、私が今読んでいるのは 『海馬』 (糸井重里・池谷裕二著)。


何年か前の本ですが、本棚から引っ張り出してきて読んでいます。




この本、カバーの色がみどり色でとってもきれいなんです。


目に優しくて、癒されます。




内容の方もとても面白い本です。




こむずかしいことは書いてなく、脳の本質になぞらえて


私たちはそれをどう人生に活かしていくのか、


という視点で書かれていて、


すぐに役立つヒントがいっぱいの本です。




この本の中から 「やる気の生み出し方」 について


書いてみたいと思います。




私は 「やる気」 は意識的に出すように努力するもの、


と思っていました。




が、この本によるとそうではないらしいのです。




まず、「やる気」 を生み出す脳の場所ですが、


脳の真ん中に左右一つずつあるそうです。




その名は、「側坐核」 (そくざかく)。




ところが、側坐核はやっかいなことになかなか活動しない。




では、どんなときに活動をし始めるかというと、


ある程度、刺激がきたときだそうです。




そのかわり、やっているうちに側坐核が自己興奮してきて、


集中が高まってくるとのことです。




だから、結論は、




「やる気が出ないときでも、やりはじめるしかない。 

 

そうすれば、やる気はあとからついてくる」 です。




やる気が出るのを待っていたら、永遠に始まらないってこと


なのですね。




子供のときに、私は親や学校の先生から、


「勉強する気にならないときは、とにかく机に向いなさい。


 簡単な問題でいいからやりなさい」 


と言われたことがありますが、これは脳の特性から見ると、


正しいことだったのですね。




もっと素直に言うことを聞いていればよかった・・・。




とにかく何かやるときには、



「とりあえず、『やってみる』。 やる気はあとから『やってくる』」


ですね。

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