婚活パーティで、40代の男性会員さんとカップリングになり、
その後、お互いに気が合い、急速に距離感を縮めていった
私の結婚相談所の女性会員さん(30代後半)。
ところが、私がご成婚の話をすると、彼女の顔が曇るのです。
彼のお人柄に何か問題があるの、、、と、私は彼女に聞いたのは
言うまでもありません。
そうしたら、彼女の答えは「彼の収入が少ないんです」と。
さらに「子供ができたら、私が働けなくなるし、彼の給料だけで
暮らしていけるかどうか・・・」と。
パーティの場合は、お見合いと違い、事前に詳しいプロフィールが
わかりませんから、後でプロフィールを確認することになります。
確かに、彼は彼女の希望する年収(600万)より少ないのです。
しかし、条件などわからないままに会って、彼のお人柄の
良さに惹かれたのですから、何とかならないのかと私は思ったのは
言うまでもありません。
そこで、私は彼女に漠然と不安に思っていないで、
どれくらいかかるのか計算してみたらどうかと提案しました。
例えば
・家賃や光熱費、食費などでいくらぐらいお金がかかるのか
・子供ができて仕事を辞めたとき、どれくらい貯金があれば大丈夫なのか
など。
これらを計算すれば、暮らしていけないということはないはずです。
頭の中で考えているから、不安になってしまうわけ。
婚活関係のデータによれば、”女性が結婚相手に求める収入”
で一番多いのは、”600万円以上”です。
しかし、実際に600万円以上稼いでいる独身男性というのは、
わずか3.5%しかいないのです!
そう考えると、彼女が彼の収入に不満だからと別れたところで、
満足できる収入相手が見つかるかといえば、かなり厳しいでしょう。
もちろん、そこにお人柄の良さがプラスされなければ、結婚に
至らないのです。
経済的に依存するのが悪いとかワガママだということではなく、
これが現実。
彼女の場合は、今の仕事を子供ができても続けるという選択を
して、彼との結婚を決意しました。
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