求めすぎると遠ざかっていくのが、ご縁の法則

私の結婚相談所の女性会員さんは交際中の男性会員さんと、

最初の頃は、とてもうまくいっていたのです。


ところが、です。
彼女曰く「鴫原さん、○○さんって、すごく結婚を焦っている・・・」と。


彼女のただならぬ様子に驚いた私は、すぐに理由を聞いたのは

言うまでもありません。


そうしたら、まだ交際に入って3回しか会っていないのに、

「結婚したら、お料理教室に行ってほしい」とか

「結婚したら、仕事は辞めてほしい」とか、彼の口から結婚、結婚と

いう言葉が頻繁に出るようになったとのことです。


ま、結婚相談所ですから、当たり前と言われれば、確かに

そうなのですが(笑)。


しかし、彼女の気持ちはお互いの相性やフィーリング確認の

ために一緒の時間を心地よく、かつ楽しく過したかったとのこと。

一緒にいて居心地がいいかとか、なんてことない会話を楽しめる

かどうかなどが大切だったのです。


「最初は○○さんのこと、すごく気に入っていたじゃない」と

私が彼女に言ったところ、「理想の人に出逢えたと思ったら、

なんか違う」と、彼女の声のトーンが落ちています。


最初はお互いにすごくご縁を感じていたはずなのに、

ちょっとしたさじ加減で消えてしまうのがご縁の難しさだと

私は思います。


彼は、彼女の気持ちを感じる余裕がなかったのかもしれません。

が、一方通行に求めすぎると遠ざかっていくのが、ご縁の

法則なのです。


二人の交際は、ジ・エンドになりました。


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