感情を伝えるためにスタンプや絵文字を使う

こんにちは。ぶれないお見合い婚活を目指す埼玉県吉川市の結婚相談所オフィス悠です。

「会うとやさしい笑顔の人なのに、メールがそっけなくて別の人みたい」と女性会員さん。どうも彼だけではなく、そっけないメールは男性の専売特許のようです(苦笑)。

きっと、メールというと仕事で使う以外にあまり多用していないので、女性とのやり取りに使うメールがどうしたらよいのかわからないのだと思います。

それにしても、業務連絡のようなメールは冷たく感じるのは確か。せっかくデートで盛り上がったテンションを下げてしまいます。

そこで、私は男性に絵文字を一つか二つ使うようにアドバイスしているのです。ラインだったらスタンプが便利。

それに対して、「えー、絵文字ですかー。使ったことないなぁ」とか「そもそも、メールが苦手なんですよ」などと言う人が少なくありません。

どうやら、男性にとって絵文字やスタンプは女性ほど使い勝手のいいものではないようです。

突然ですが、ここでちょっとあなたの身辺にいる男性の表情を思い浮かべてください。

中には、喜怒哀楽を素直に表現する男性もいますが、平均的には女性ほど感情を表情に表さない人が多いことに気がつきませんか。

特に悲しいシーンで涙をグッとこらえたり、辛いことがあったり、怒りたいことがあってもあまり感情を出さない、など。

それでは、多くの男性はどうしてこういった態度をとるのでしょうか?

それは、感情を表に出すことにためらいを感じてしまうからです。

このような話を聞いたことがあります。

大昔、男は狩りをしていました。

洞窟の中では、男と女と子供たちが火を囲んでいます。

外は嵐。

もう何日も狩りに行っていません。

食料はあとわずか。

食料調達は男の役目。

男はずっと入口の方を見ています。

顔は能面のようです。家族に恐怖を悟られないように。

心の中で「明日、天候が回復しなければ家族は飢える」。

感情を表に出したら家族は死の恐怖にふるえることは間違いありません。

また、戦いの時には相手に不安や恐怖の表情を見せたら、すぐに殺されてしまうでしょう。

このように、大昔から狩りや戦いに身を投じてきた男たちは、感情を表に出して何を考えているかということを相手に知られてしまうことを本能的に警戒してきたのです。

一方、女性は男性が狩りや戦いに行っている間、女たちだけで子供を守って生活していかなくてはなりませんでした。

そこで、重要なことは友好な人間関係を築くことです。

たとえば、相手が悲しいことには悲しいと感じ、嬉しいときには一緒に嬉しいと感じることが、生活していくうえで大切なことでした。

このようにして、男と女はお互いの役割を担って長い間やってきたのです。

『女を味方にしてこそ男は大きく伸びる』佐藤富雄著 では、「私たち現代人は、文明の進歩発展によって、またライフスタイルの変化によって意識が大きく変わったと思っていますが、それは大きな誤りで、男女の意識のような根本的な部分では私たちの祖先が獲得したものからあまり変化していない」と述べています。

話は先ほどの絵文字のメールに戻りますが、絵文字というのは、まさにその時々の感情をわかりやすく表現するものなのだと思います。

したがって、もともと感情をあまり表さない男性にとっては、絵文字は女性ほど使い勝手のいいものではないのです。

それにしても、「男性のメールって、冷たい」と言う女性のなんと多いこと。

それに対して、やはり絵文字を使うなりして気持ちを伝えることが必要なのです。

ラインだったら、スタンプを送る。

文字だけより、このほうがずっとコミュニケーションがうまくいくのですから。

 

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