ある男性会員さんが言いました。
「もう年だし、20代のときみたいに恋人気分を
楽しんだりできない。
今さら愛してるのだの恋してるのだの
言えない。恥ずかしくて。
でも、自分は今以上に一生懸命に仕事をして
家族を守っていく覚悟を持っている。
だから、お互いに条件が合えば結婚する。
それが、お見合い結婚じゃないですか」と。
40代の男性にけっこう多いんですよね。こういうタイプの方が。
しかし、今時の結婚はプロセスが大事。
交際中は、女性に夢を見させてあげないと
結婚までにはたどり着けません。
要するに、
「自分は変えたくないので、相手が自分に合わせてくれ」
ということなのです。
「自分は不器用な人間なので・・・」 と
俳優の高倉健さんが言えばしびれる女性もいるでしょう(笑)。
しかし、フツーの人が、そんなことを言っても
あっ そう と相手にされない場合が多いのです。
彼らとお話をさせていただくと、
確かに感情表現は不器用ですが、その裏にある優しさとか
誠実さとかが私の心に伝わってくるのです。
でもね。私の心をつかまえることができても(笑)
これからお見合いして、その方のハートを
つかめなくては結婚できないのですよ。
高倉健さんが、寡黙なのは魅力です(笑)。
しかし、フツーは、「この人何を考えているんだか
分からない」 とサッとパスされてしまうのです。
そのときに、彼らは決まってこういう風に言います。
「俺を分かってくれない」 とか
「ありのままの俺をわかってくれる人がいる。
そういう人が現れるのを待ちます」と。
しかしですね。
もしも・・・ですよ。ありのままの俺を受け入れてくれる
運命の人をずっと待っている途中で、
もし・・・何かがあったら・・・
縁起でもないことを言わないでくれ と言われても
人間誰しも明日は何があるのかわからないのです。
そんな時、私は、
「変わってください。いますぐに」
と言います。
なぜなら、40年間以上、ありのままの自分でご縁がなかったのですから
どうしても変化を起こす必要があると思うからです。
ここで, 本質的なものを変えろ
なんてことを言っているわけではありません。
不器用で誠実なお人柄は、その方の美点です。
ですから、
「どうすれば、相手に受け入れられるのか?」
「どうすれば、相手に好かれるのか?」
こういう問いをもって婚活をして欲しいとお願いするのです。
たとえば、
・必要以外の時にも電話をかけるようにする
・ボソッボソッでもいい。話すようにする
・外見はオジサンぽく見えないように、上から下まで
コーディネイトしたものを一式揃える
・たまにはサプライズ作戦。花束をプレゼントする
・食事はネットで雰囲気のいいお店を何軒か探しておく
などです。
不器用ながらも、相手に自分を一生懸命伝えようとする
姿勢が大切なのです。
女性は、相手に意外性を感じると惹かれるものなのです。
この作戦で、お見事、結婚した男性達がいるのですよ☆
彼ら曰く、
「形からムリムリ入っていったら、だんだん人を喜ばせるのが
快感になってきた」と。
自分でもわからなかった自分を発見できて、
幸せもつかめたんですから、言うことなしですよね。
目出度し、目出度しです☆☆
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