「言葉を使わないコミュニケーション」

私は、結婚相談所のカウンセラーという職業柄、


お見合いの立会いを相当数こなしています。



ほとんどの会員さんが、緊張されながら、


一生懸命笑顔で感じのいい受け答えをされます。



しかし、中には、相手を一目見て、


(アレッ 写真と違うじゃない・・・)


(なんだぁ、自分の思ったタイプじゃないなあ・・・)


(うわあ~ 今日のお見合いはダメ、ダメ)


(こりゃあ、早めに切り上げよう)


なあ~んて、その人の思っていることが、


電波でビューンと私に伝わってくることがあります。


怖いですねぇ(笑)。



もちろん、皆さん、大人ですから、相手を目の前にして


言葉に出す失礼な人はいません。



しかしですね。


言葉に出さずとも、彼らの思っていることは


私に伝わってきますから、不思議です。



どこで伝わってくるのかと言うと、


ホントに微妙なのですが、表情・目の動き・態度


などです。



そうすると、ネガティブな感情は伝染してきますから、


お見合いとは名ばかりに気の入らないものになってしまいます。



ここで、私が強く感じることは、人間関係において、


【言葉によるコミュニケーション】が重要だと思われていますが、


実際にはかなりの部分を 【言葉によらないコミュニケーション】


に依存しているということです。



【言葉によらないコミュニケーション】とは、


動作・ゼスチャー・表情・アイコンタクトなど、


言葉に頼らないコミュニケーションのすべてを指します。



何かの本で読んだことがありますが、


ディズニーランドの接客のマニュアルには、


【言葉を使わないコミュニケーション】についての説明は


【言葉によるコミュニケーション】の2倍くらい


詳しく書かれているそうです。



お客様にどういう言葉で話すかよりも 「どういう態度」


たとえば、笑顔であるとか、丁寧な態度で


接することが大切であるということが


説明されているそうです。



ディズニーランドの接客のレベルの高さは、


素晴らしい!の一語に尽きますが、


その秘訣の一つには、


【言葉を使わないコミュニケーション】にあるようですね。



しかし、誰もが 「言葉によるコミュニケーションの重要性」


については意識しているのに、「言葉を使わないコミュニケーション」


については、意識しずらいので、注意を払わない人が


少なくありません。



だからこそ、注意すべきなのだと思います。



たとえば、あなたが誰かにウソをついたとしましょう。


言葉で人を欺くのは簡単です。


しかし、相手には言葉には現れない部分で、


ウソをうすうす感ずかれてしまう


という経験をしたことがあるでしょう。



この、言葉に上がらない部分での


人間の「本音」。


心の底にある感情というのは自然に出てきてしまうのです。




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