ここのところ、恋愛ネタや婚活ネタから
ちょっと遠ざかって、男女の違いにスポットを当てて
書いています。
もちろん、すべての男女に当てはまるわけでは
ありませんが、あなたの頭の片隅に置いておいていただくだけで、
パートナーとすれ違いがあったときにお役に立つかもしれません。
大切な人が自分と同じように考え、感じてくれるだろう
なんて思い込みは、幻想にすぎません。
以心伝心 を期待してしまうから、
腹立たしく思ったり、むやみに悩んだりしてしまうのです。
さて、今日のお話は、男女のストレスの発散の仕方の違い
についてです。
女性の皆さん、職場で何かイヤなことがあった時に、
仲の良い同僚と連れだってトイレに行ったことがありませんか?
トイレの中はさながらセラピールームに早変わり。
その場で怒りややり切れない気持ちを、
しゃぺって聞いてもらったなんていう経験がありませんか?
人間誰しも、悩みを聞いてもらえれば
気持ちの面で軽くなるものですよね。
このように、女性はどこでも、誰かに話すことによって
気持ちを軽くする術を知っているのです。
女性にとって、自分の問題を他人と分かち合うことは、
けっして相手に負担をかけることではなく、
愛情と信頼の印なのです。
一方、男性ですが、
私のブログに度々登場するウチの息子。
子供の時には、その日にあったことをペチャクチャ
楽しそうに私に話してくれました。
しかし、大人になるにつれて、学校から帰ると自分の部屋に直行。
私が 「おやつ食べていかない」 と誘っても、
「うーん。ちょっと考え事があるから」 と、いつもそっけのない返事です。
「何があったか聞かせて。しゃべればスッキリするでしょ」
というのが私の気持ちです。
当時の私は、息子の沈黙にオロオロしていましたし、
ハッキリ言って、悩みの種でした。
【地図を聞かない男、地図が読めない女】アラン・ピーズ+バーバラ・ピーズ
では、男がストレスで黙る を下記のように説明しています。
女は頭の外側で、男は頭の内側でしゃべっている。
発話をするため決まった領域を持たない男にとっては、
そのほうがものを考えるのに都合が良い。
だから女が誰かほかの人に向かってしゃべるとき、
男は自分自身に話かけている と。
ロダン作の有名な彫刻「考える人」は、男の象徴なんだそうです。
男はみんな、石に腰をおろし、静かに考え事にふけりたい。
ここで大事なのは「一人」ということ。
それでは、どうして男性はストレスを発散するのでしょうか?
もちろん、人それぞれいろいろあるでしょうが、
たとえば、
・新聞を見る
・テレビを見る
・テレビのリモコンをカチャカチャしながら次から次へと画面を切り替える
・車の運転をする
・野球・サッカーなどのスポーツを見る
など。
そうこうしているうちに問題を忘れ、頭の中をカラッポに
していくんだそうです。
私がよかれと思って、あれやこれやと話しかけたりしていたのが、
息子にすれば、うっとうしかったのですね。多分。
私の心配とは裏腹に、息子は翌日はスッキリとした顔を
していましたものね。
何だか、彼を気にしていると、私の方がストレスが
たまってきます(笑)。
男性がロダンの彫刻 「考える人」 になったときには、
温かく見守ってあげればいいのですね。
しかし、わかっていても、ついお節介が出てしまう私です(笑)。
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