「○○さん、私がヘアースタイルを変えたのに気がつかないんですよ」と女性会員さん。
彼女はセミロングをショートヘアーにチェンジしたばかり。それを交際中の男性が気がつかなかったと口をとんがらせて言うのです。
さらに「あんな鈍感な男性、断ろうかな・・・」と。
これって、男女の仲ではよくあるトラブルではないでしょうか。
多くの男性の目は「節穴」ではないかと思うことがあります(笑)。
ヘアースタイルだけではなく、ファッションに関してもそうですよね。
こういったことで女性が心を閉ざしてしまって、それ以上お付き合いが発展しないことが過去にいくつもあったのです。
それでは、なぜ、男性は「鈍感ね」と言われてしまうのでしょうか?
それは、男性に美的センスがないとか観察力が足りないという問題ではなく、「顔」の認識力の能力に、もともと、男女では「差」があるからなのです。
これは、私が参加した「男女の違い」のセミナーで学んだことです。
それによると、男性は顔自体に興味がありますが、その周りのこと、髪型、洋服にはあまり関心がないことがわかっているとのこと。
つまり顔には共通の判断基準を持っていますが、それ以外はあまり関係ないそうです。
一方、女性はちょっとした男性の変化にも敏感に気づきます。
髪を少し切っただけでも気がつくし、シャンプーや整髪料を変えただけでも気づき、それを指摘された男性をギョッとさせるのです。
女性は健康的な配偶者を選ぶために、顔だけではなく、体格、身長などさまざまな判断基準を持っています。
ということは、それだけ観察力が鋭いということです。
それを男性にも当てはめるため、変化に気づかない男性を鈍感だと嘆くわけ。
しかし、男性にそれを望んでも無理ということ。
ダイレクトに、「このヘアースタイル、似合うかしら」と言った方がいいのです。
このように男女の違いがわかれば、落胆することが少なくなりますよ。