いいご縁なのに前にすすめないときには

19年前、私が仲人修行をしていた時、こんなことがありました。

それは、ある女性会員さんが申し分のない条件の男性とお付き合いしていました。

そろそろご成婚か!と思っていたら、暗い顔をしてオフィスに現れた彼女。

そして「もやもやして答えが出ない」と言うじゃないですか。こんな良縁はないと頭ではわかっているのに、どうしても「迷ってわからなくなった」と。

その時対応したベテラン仲人さん、「こんないいご縁、あなた、二度とないわよ!」と彼女を一喝。

結局、彼女は結婚することになったのです。

思い起こせば、昔の仲人さんは強かった! 迷って決められない人の背中をグイッと力いっぱい押して、ご成婚を決めてしまうこともあったのですから。

そのお陰で幸せになった人がたくさんいるのですからね。

もちろん、皆がそうだったわけではありませんよ。

現代はというと、さすがにこういう話は聞きません。

迷ったとき、決めるのは自分です。昔の強い仲人さんはとっくに引退されています(笑)。

それじゃ、あなたが迷ったとき、どうしたらいいのでしょうか?

数日考えて答えが出せないなら、それ以上考え続けてもいい選択はできないと思った方がよいと思います。

あなたの潜在意識が「まだ答えを出す時期ではない」と伝えてくれているのかもしれません。

それに従ったほうがよいです。自分の直感に従うこと。

・・・でも、このご縁を逃したら、次はやってこないと、心配するあなた。

大丈夫!大丈夫!!です。

タイミングは、またやってきます。運は決して同じところにとどまっていないのですから。

それを信じて、再び前向きに前進していけばいいのです。