コミュニケーションの成果は「相手がどう受け取ったか」

お見合いの席で今も昔も決してなくならないNG発言。

例えば、定番となっている「お見合い何回しましたか?」「なんで婚活しているんですか?」など。これらは今も時々あります(苦笑)。

最近あったのは、「なんで僕と会おうと思ったのですか?」と。そう聞かれても答えようがないですよね。「あなたの写真がハンサムだったからよ」とでも言えば満足したのでしょうか(笑)。

その他にも、女性に「○○歳になると大変じゃないですか?」とか「写真は何年前のですか?」なんて失礼なことを言った男性がいました。 ホント、嫌味ですよねー。

相手を不愉快にさせるだけのNG発言ですが、話し手はその時の「相手の表情」をよく見ているのでしょうか?

多分、相手は戸惑いを隠せない表情を浮かべているはずです。

人は楽しい話をすれば、相手も楽しそうにするし、嫌な質問に対しては、表情が硬くなったり、素直な反応をします。

実際には「相手の顔を見ずに話す」ということはないでしょう。

ということは、顔を見て話しているのですが「相手の受け取り方」よりも、「自分が言いたいこと」が優先され、「相手の反応に構わずに話し続ける」という人がいるということです。

コミュニケーションの成果は、「相手がどう理解したか」「相手がどう受け取ったか」であると言われています。

自分が「何を言ったか」ではなく、相手が「どう受け取ったか」が問題なのです。

あくまでも「相手に軸足がある」ということ。

こういうことがわからないと、せっかくのお見合いのチャンスを活かせなくて残念な結果ばかりになるのです。