「与える愛 - まず小さなことから」

先日、恋愛心理学のセミナーに参加したとき、


受講者の一人が講師の方に質問しました。


「与える愛ってわかるような気がするのですが、


 具体的には身近な人にどうすればいいのでしょうか?」と。



これに対して、講師の方は次にように言いました。


まずは、人間関係の基本である


・ありがとう


・うれしい


・楽しい


・おいしい


・ごめんなさい


を素直に言える人になることだと。



あなたと一緒にいて楽しいということを、


言葉と笑顔で素直に表現できる人


になることが大切だというわけですね。



さらに、パートナーとの関係を上手くいかせるためには、


次のことを意識するといいとのことです。


それは、


・褒める


・感謝の言葉をたくさん伝える


・「~してくれるはず」 という期待を手放す


です。



【褒める】は、いつも 「この人のいいところはどこだろう?」という


意識を持っていたなら、いいところはたくさん見つかります。


大きなことはもちろんですが、まずは小さなことから。


たとえば、相手のヘアースタイルが変わったら、


「ヘアースタイル変わったね。似合うよ☆」


ストライプのシャツを着ていたら、


「そのシャツすてきじゃない。爽やかだよ☆」


こんな具合に小さなことから褒めるといいんですよね。



【感謝の言葉をたくさん伝える】は、「ありがとう」 をたくさん


伝えることです。



【~してくれるはず という期待を手放す】 ことですが、


私たちは相手につい、


「私が困ったときには助けてくれるはず」


「いつでも私を守ってくれるはず」


「私が落ち込んだときは慰めてくれるはず」


と、期待してしまいがちになります。



そして、相手の反応が自分の期待しているものではないと、


落胆したり、怒ったり。



このようにもらう愛ばかり期待していると、相手から


「あなたは欲しい欲しいばかりでもう疲れた」 と


別れを切り出されてしまうかもしれません。



特に男性は、仕事でどんなに大変でも、女性の前では


弱音を見せない人が多い傾向にあります。



しかし、男性だって、いつでも褒められたいし、


認められたいと思っています。



だから、褒めて、先に自分から優しくすることで、


結局は、相手から何倍にもなって返ってくるんですよね。



自分が相手に優しくしてほしい、愛してほしい、いたわってほしい


と思ったら、まず自分が先に優しくして愛してあげることです。



それには、まず、人間関係の基本的なことに目を向けること。


これが幸せになる秘訣なのですね☆




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