「もらう愛より与える愛」

婚活がマスコミなどで取り上げられ盛り上がっていますね。


結婚するという目標に向かって、何かをやるということは


素晴らしいことです。



婚活して相手に出逢ってその延長戦上に結婚がある。


そして、結婚の延長戦上に幸せな人生があるはず・・・


そう思って、誰しも結婚するわけです。



私はいろいろな方から結婚するときには【覚悟】が必要なのか


と、聞かれます。



そのときには、「そうです」 と即答します。



ここで、結婚式の誓いの言葉を思い出してください。



その健やかなるときも、病めるときも、


喜びのときも、悲しみのときも、


富めるときも、貧しいときも、


これを愛し、これを敬い、これを慰め、


これを助け、この命ある限り、


真心を尽くすことを誓いますか?



この誓いの言葉で注目したいのは、


一番大切な幸せの日である結婚式の場面で、


わざわざ


「病めるとき」「悲しみのとき」「貧しいとき」 などのネガティブな


言葉を使っています。



人生は楽しい日ばかりじゃない。


でも、そういう日も大切な経験として受け止め、


相手を愛し、敬い、慰め、助け、真心を尽くす、


それが大事です という意味なのです。



私も30年前に、ウェディングドレス姿で


この言葉を聞いたはずなのですが、


その時には、この言葉の持つ意味は上っ面しか


わかりませんでした。



本当に一つ一つの言葉の意味が分かってきたのは、


結婚生活を過ごす中で徐々にです。



私が、何百人もの結婚相談を受けて感じることは、


結婚して相手を幸せにしたいという 「与える愛」 よりも、


「もらいたい愛」 の方が多いということです。



もらいたい愛とは、


・自分の居場所が欲しい


・ひとりだと不安


・寂しさから解放してくれる


・心の隙間を埋めてくれる


などと、思うことです。



「もらいたい愛」のまま、結婚生活に入ると、


何か困難があったときに、相手が分かってくれないとか、


思っていた人ではなかった などと、


またそこから新たな悩みを抱え続け、


思い通りにならない相手に不満を持つのです。



人間関係は鏡のようなものですから、


あなたが相手に不満を持てば、


相手も同じように不満で返してきます。



そして、この小さな不満、中ぐらいの不満が一ミリ一ミリと


結婚生活の中で蓄積されていきます。


マイナスの貯金みたいなものですね。


いつか貯まりすぎて、爆発したりして・・・。


怖いですよね。



そこで、ぜひ、あなたに心に留めておいていただきたいことが


あります。



「相手からもらいたい愛」 ではなく、「どう愛していこうか?」へ


意識をシフトするのです。



「パートナーのために何が出来るのか?」


「パートナーにどうしたら喜んでもらえるのか?」


へ意識を変え、そのためにあなたが動き出した時に、


あなたの中から愛と共に魅力が溢れてきます。




「あなたが一番魅力的で一番愛されるのは


 あなたが誰かや何かを愛している時である」



これは、心理学の先生が言っておられたのですが、


覚えておきたい言葉です。







オフィス悠のHPも見てくださいね☆

  ↓  ↓  ↓  ↓

神奈川(横浜)東京の結婚相談所「オフィス悠」