お見合いの席で遠い未来の夢を語った男性たちがいます。
「将来は田舎にログハウスを建てて自然の中で暮らしたい」「定年後は無農薬の野菜を作って、自給自足の生活をしたい」「物価のかからない東南アジアに家を買って、年金で優雅に暮らしたい」などと。
自分の夢を語るのは別に悪くないのですが、会った人は初対面。 しかも、お見合いの席でのお話です。
相手はあなたの彼女でも何でもありません。それを遠い夢を語られても聞いた相手は「何、言ってんの」くらいにしか思ってくれませんよ。 第一、農業だの、田舎暮らしだの、東南アジアだの、話しが飛び過ぎてついていけないのが関の山。
それに、何十年後の話！？
男性はいいなと思った女性には、つい自分の夢を語ってしまうもの。 それに対して共感してほしいのです。 「素敵な夢ですね」と言ってほしい。
しかし、間違っても田舎暮らし、農業などというキイワードに”素敵な生活！”とは言えないのが女性。なぜなら、お見合いでそれを話すことは自分もそこにかかわってほしいという気持ちを汲み取るから。
遠い非現実の話に、たちまち振られるのがオチなのです。
