女性が結婚相手に望む、絶対条件のベストワンにランクインするのは「やさしい人」です。
これは今も昔も変わりません。
実際、ご成婚するカップルというのは、女性の考える「やさしい人」に男性が合致しています。
ところが、すべてがこうはいかないのは、あなたもご存知のはずです。
どうしても、男と女の考える「やさしさ」のどこかにズレがあるのです。
それでは、女性の望む「やさしい人」と男性の思う「自分はやさしい」のどこにズレがあるのでしょうか?
それは、気配りができるか、ということに尽きると思います。
最近、私の相談所で立て続けにこういうことが起こりました。
女性に歩を合わせずに、さっさと先に行ってしまったり、デートコースを考えたまではよかったですが、休憩なしにすべてを計画通りにしようとするから歩きっぱなし。
女性の足が棒のようになろうと、靴ずれしようがおかまいなし。
女性がお腹が減っていようが、喉がかわいていようが、自分のお腹の減り具合に相手を合わせようとするのです。
このように自分が不都合でなければよいというのでは、やさしさのない男性と思われても仕方がないのです。
そして、このことを当の男性に指摘すると必ず返ってくる答えは、「言ってくれればよかったに・・・」「気がつかなかった・・・」です。
これは、気配りのできる男性ならば決してしない行動なのを彼らは気がつかなければいけません。
それが、ちっとも気がつかない。
ということは、婚活をする以前の問題なのです。
女性にどのように接したら居心地がいいと思ってくれるか、やさしい人と言ってもらえるかがわかっていない。
けれど、これから学ぶことができますよ。
えっ!? どこで学ぶって。
それは、モテる男性に聞いてもいいし、マニュアル本にも書いてあるし、恋愛映画を見ればスマートなマナーがたくさん出てきます。
それを真似ることです。
ほら、よく「学ぶこと」は「まずは真似ること」っていうじゃないですか。
大事なことは、自分は恋愛について何ひとつ知らないということを認識すること。
自分は無知であるということがわかれば、それに対処する方法が見つかります。 学ぼうという姿勢になれるというもの。
それを、ぶっつけ本番でやろうとするから、成功率ゼロなのです。
厳しいことを言いますが、真実なのですからしょうがない。
あなたは別にいじわるしているわけでも、相手に嫌われたくてしているわけでもないことはわかります。
しかし、気配り出来ない男性と、気配り出来る男性とでは、女性は後者を選びます。
あくまで、女性は、やさしいと感じることができる男性を好むのです。
気配りができて、それが相手に伝わり、女性がやさしさを感じて、はじめてやさしい男性と言えるのです。