お見合いというのは緊張するものです。
「お見合いが楽しい、ちっとも緊張しない」という
人がたま~にいますが、超がつくほど珍しい(笑)。
それほど、事前にプロフィールがあるとはいえ
知らない人と会うこと自体、疲れるものなのです。
ですから、たまにお見合いが終わった瞬間に緊張の糸が
プッツンと途切れてしまう人もいます。
以前にこんなことがありました。
「それじゃ、今日はこれで」と男性がレジに行こうとしたら
30秒くらい脊中をそらせて伸びをした人がいたそうです。
それから、お見合い中はまったく笑顔を見せなかった女性が
終わった途端に「あ~、やっと終わった」という感じのほっと
した安堵の表情を見せたとか。
「ふうぅ・・・」とため息を漏らしてしまった人も。
もしかして、あなたもやってしまったことがありませんか?
もちろん故意ではないのはわかっていますよ。
しかし、男性は自分の話がつまらなかったのか・・・と嫌な気分に
なったはず。 そういう気分にさせてしまったのはあなた。
私が度々ブログに書いていることですが、あなたが話すこと、
すること、着ている服、化粧、アクセサリー、バッグ、時間を
守ること、メールの内容、メールを返すタイミングやスピードなど、
すべては相手に対するメッセージでありコミュニケーションなのです。
もしかしたら、結婚相手になるかもしれない人に対して不適切な対応を
してしまうことは、自らご縁を遠ざけているのと同じ。
お見合いというのは「礼に始まり、礼に終わる」と言われています。
武道の精神と同じと考えていいのです。
お見合いが終わると疲れるという人がたくさんいますが、疲れて当然。
だって、あなたは一生懸命にお相手に気を遣ったのですから。
だから、疲れるはず。
それでいいのです。