数年前にご成婚退会された女性会員さんのお話です。
お見合いの席で「あの~、何回くらいお見合いして
いるんですか?」と聞かれたとか。
過去に2,3回聞かれた質問なので、またか~と
内心ウンザリ。
それで、彼女は「とうに50回を超えていますよ」とちょっと
捻って答えました(笑)。
そうしたら、お相手さん、「ひえ~っ」と言って、ソファーに
のけぞったそうです。
その姿がお笑い芸人みたいで笑えたとか。
それで、婚活の先輩として言ってしまったとか。
「それってNG質問ですよ。ルール集、読んだでしょ!」と笑いながら
言った彼女。
聞くところによると、彼は婚活初心者で不安でたまらなくて
つい口から出てしまったそうです。
しきりに「すいません」繰り返している彼にお姉さんキャラの
彼女はいろいろ教えたくなったとのこと。
まず、自分の理想の人に出会うまでにはある程度の数を覚悟すべし。
そのためにはすぐにへこたれるメンタルの弱さではやっていけないこと。
少々のことは気にしない。
ただし、お見合いの振り返りは必ずやること。
それには、ノートを一冊用意して気がついたことを毎回記録
すること。 そして、反省点は次に生かすこと。
そんなことを一時間くらい話したそうです(笑)。
これって、お見合い!?(笑)。
ま、結婚相手とは違うけれど、ほおっておけない男性だったとか。
遠い昔、出会ったような懐かしい感じがしたそうです。
きっと、お人柄の良さが滲み出ていたのと、どこかお互いに通じる
ものがあったのでしょうね。
それから、しばらくたって彼の仲人さんから連絡がありました。
彼が目出度くご成婚したということと、感謝のメッセージを彼女に
伝えてほしいと彼から頼まれたそうです。
それは、不安で胸がつぶされそうな婚活初心者の自分を励ましてくれた彼女に
感謝の気持ちでいっぱいだというメッセージでした。
お見合いの席で今後の婚活を指南することになった彼女。
考えてみたら、ご縁があったと言えばご縁があったのでしょうね。
彼女も彼に好印象を抱いたから婚活の先輩として温かく接すること
ができたのです。
こういう出会いもあるのですね。
前世は先生と生徒の関係だったかも・・・(笑)。