婚活をしていてうまくいかないことが続いたり、
年数が長くなると、「もう誰とお見合いしても
無駄なような気がする」とあきらめの気持ちが大半を
占めることがあります。
実際、あきらめて婚活を辞めてしまう人もいるのです。
そんなとき、私は仲人としてもう少し頑張ってと引きとめますが、
そもそも気力が少しでも残っているのならば亀の歩みでも続けられる
のですが、今まで頑張ってきた人があきらめるというのはそれ相応の
固い決心があります。
当然のことですが、結婚は生涯の幸せを保証する制度ではありません。
ですから、それだけが人生の選択肢ではないのは言うまでもないのです。
だから、自分自身の人生を選択して歩んでいけばいいと思います。
ただ、私が言いたいことは、独りで生きていくには、それなりの準備が
必要だということ。
今現在30代、40代の人に老後のことなど言ってもピンとこないかもしれません。
しかし、独りで生きるということは、今の時代食べるには困らないですが、
あなたが年を重ねたときのことも視野に入れながら生きていったほうが
いいです。
そのため、私は仕事が不安定な雇用状態の人には、安定した仕事に就いたほう
がよいとお節介だとわかっていながらつい言ってしまいます。
何事もそうですが、多い少ないは別として安定収入があってこそ、生き方を
考える余裕も生まれるのです。
その意味で、仕事を持つということはものすごい重要なこと。
もちろん、結婚したとしても何かしらの仕事をやる人が多いのですが、
それは旦那さまの収入があるという安定の上に成り立っています。
けれど、独りで生きるということは、やはり仕事を持ってお金を稼ぐ。
自分自身の足で踏ん張って生きていく。
そして、自分自身の人生を楽しむ。
何遍も言いますが、今の時代は結婚だけが選択肢ではないのです。
どう生きようがあなた次第。
あなたの人生なのですから。