お見合いの席でたまにいるいる「クレクレ星人、男性版」

お見合いの席でたまにいるんですよね。

あれこれと自分の理想の家庭像を語る人が。

別に悪いことではないのですが、その内容が言いたい放題(笑)。

今の時代、社会情勢が先行き不透明ですから、結婚したら奥さんにも

働いてほしいと希望する男性は少なくありません。

ですから、お見合いの席で「共稼ぎ希望です」とハッキリ言うわけです。

もちろん、将来の結婚像を相手に伝えるのはいいのですが、その後が

「えつ!?、要求がきびし~い」ということがあります。

実際に、「年齢的にメタボになることが心配なので食事に気を遣ってほしい」

「朝起きたら、味噌汁のいい香りがして、ご飯が炊ける臭いがするのが最高」

おまけに「おかずは焼き魚に、たまご焼きがいい」なんて言った人がいました。

これを聞いた女性は、「えーーーーっ!それ私が作るの!?」って思わず絶句。

それから、生まれてくる子供にいい教育を受けさせたいから共稼ぎを希望する

という人も結構います。

なんといってもお金があった方がいいに決まっていますからね。

しかし、どれも女性の負担が大きいことを理解しなくてはなりません。

こういうことを聞いた女性はほとんど「私には無理」と辞退します。

断られた男性側は「えーつ、話しが弾んでいたのになぜ?」と、理由が

わからない人が多いのです。

女性は共感を大事にしますから、男性の話を黙って聞いていたはず。

しかし、心の中では既にお断りが決まっていたんですよ。

私が男性に言いたいのは、「僕、共稼ぎが希望です」と述べるならば

「僕も家事をやりますよ」とか「僕、料理やるんですよ」とか女性をほっと

させる会話をすること。

それなのに、あなたの語る理想像には女性に「与えること」が一つも出てきません。

これじゃ、結婚に夢が持てないばかりか、「奪われること」の方が多そうです(笑)。

大事なことは自分の結婚像を言うならば、【自分が出来ること】【相手に与えられること】を

セットにしないと、相手に理解されないのは当然じゃないですか。