「結婚に臆病な人たち」

「結婚する前から、別れのことを考えている」


特に30代、40代の男性に臆病な人が増えて


いるような気がする と前回のブログに書きました。



http://ameblo.jp/shigiharamichiko/entry-10236886585.html



私は、30代、40代の男性と何十人と話してきました。


皆さん、大体同じようなことを言われます。


「独身主義のわけではない。でも、実際うまくいっていないカップルを


 見ていると足踏みしてしまう」


「友人の○○さんは、家庭内別居、〇○さんは夫婦関係で


 大変な目にあっているしなぁ・・・」


など。



このような話を聞いていると、彼らの周りにもお手本となる


カップルがいるはずなのですが、


人はどうも悪い方へ目がいってしまうようです。




「どうして結婚したくないの?」


という部分を私なりに掘り下げていくと、


彼らには 「結婚は墓場だ」 というような、


我慢と犠牲の上に成り立つものであるという


思い込みがあるのです。



その他ネガティブなイメージを 「結婚」 と結びつけているんですよね。



これでは、流されるどころか身動きができない というのが本当の

 

ところだと思います。



「えーーい、もう面倒くさ~い。このまま一人でいいや」


と開き直れれば楽なのですが、


彼らの苦しいところは、


「でもなぁ・・・このまま一人というのもなぁ・・・さびしぃ・・」


という感情の部分です。



このように、「結婚を決心出来ない」 「でも、このままでは寂しい」


の間を振り子のように揺れ動いているのです。



その振り子の中間で答えらしきものを見つけないと


どんどん時間ばかり過ぎていきます。



彼らが考えを一つ追加するならば、


「幸せな結婚生活にするにはどうすればいいんだろう?」


ではないでしょうか。



そして、努力したけれど、どうにもならない方向へ


向かうのも結婚の現実です。



でも、そうなったらそうなったらのこと。


こればかりは結婚生活を始めてみなければ


わからないってことです。



だから、最悪のことを想定するならば、


別れればいいのです。



人生は一度きり。


でも、結婚は何度でもできるのです。



最後に笑えばいいのですからね。



だから、振り子のように 


結婚したい、したくない 


と揺れ動いているなら、勇気を持って決断したらどうでしょうか。



「結婚したいときに結婚する」 って。



人生は一度きりなのですから。



流されてみるのも景色が変わっていいかもしれませんよ。