つきあうかどうか迷ったら「四の五の言わず、会ってみる」

HW007_L

結婚相談所での「お見合い婚活」は、お見合い後、交際希望かどうかを

仲人に知らせることになっています。

活動し始めの人は、「交際」という言葉に過剰反応しますが、なんてことない、

”お見合いの短時間だけではわからないから、もう一度気楽にお会いしましょう”

という意味です。 それ以外には何もなし。

それを、深く考えすぎる人が多いこと。 これ、時間の無駄というやつです。

そもそも、あなたが「決め手はないけれど、断る理由もない・・・」と思うならば

考えている時間がもったいない!

次に、次に、進むことをおススメします。

というのは、あなたが迷うのは、いい人そう、誠実そう、感じがよさそう、といったプラスの印象が

あるにも関わらず、いまひとつ決め手に欠けるからです。

相手が生理的にちょっと・・・とか、希望と大きくかけ離れていた場合には

決断に迷うこともないですよね。

たまに、ビビビッとこないから断るという人がいますが、そういう人を待っていたら

10年、20年の月日が経ってしまいます。 その頃にはあなたの頭は白髪で真っ白になって

いるかもしれません。

ま、お見合いは言わば「よそ行きの部分の見せ合いっこ」ですから、そのわからない相手に対して

判断を求められるのですから、確かに不安があるのはわかります。

以前ご成婚した会員さんは、お見合いの時にはほとんどの人が「猫をかぶっている」(笑)と

言っていました。 彼女はよほどイヤな印象がない限り二度会うスタンスで婚活していて、その

やり方がご成婚に導きました。

旦那さまとのお見合いは「可もなく、不可もない」というよりは、おとなしい印象の

彼にむしろお断りに近い気持ちを抱いたと彼女は言います。

点数にすれば、100満点で45点というところ。

ところが、です。

これが化けたのです! 人生には予想外のことが起こるもの。

彼とじっくりと話してみたら意外に興味深い人物だったというわけ。 それから、彼が車道側を

歩くとか、ドアを開けるとか、女性を心地良くさせるマナーが身についている点も好感度

グーーーンとアップ。 やはりマナーって大事ですね。

そして、2回目、3回目と会う頃には、45点が80点以上になっていたのです。

つまり、彼女は彼に恋してしまったというわけ。

仲人を長くやっていると、こういうことに遭遇することは数知れず。

だからこそ、私は迷う会員さんに「とりあえず、2回目お会いしてみて」と

すすめるのです。

男女の場合はどうしてもわかりやすい魅力が優先します。

外見や話し上手、おしゃれといった目に見える要素に目が入ってしまうのは

当然のこと。

しかし、そのわかりやすい魅力が全てではないということをあなたは知って

いるはず。

噛めば噛むほど味の出るようなスルメのような人を、本質的に相性のよい

運命の人を、気がつかずに切り捨ててしまうことだけは避けたい!

だから、迷ったら「四の五の言わず、会ってみる!」です。