よくプロフィールにこう書いてあります。
「お相手の好きなことにも興味を持って、自分の世界を広げたい」と。
ところが実際にお見合いの場になり、相手の好きなことにあまり興味が湧かなかったり、
知らない分野だったりすると、質問が淡泊になることが多々あります。
通り一遍のことを聞いてそれで終わりというわけです。
例えば、相手が映画が好きだとしましょう。 けれど、あなたは映画をあまり
観ないので、相手の話していることが自分の知らないことばかり。
こういう場合、あなたは途中から話題を変えたくなりませんか?
何か共通の話題を見つけようとしたり、自分の話題に引き込もうとしていませんか?
これは、実にもったいない。
あなたのプロフィールには、「お相手の世界を知りたい」と書いてありますよね。
そうしたら、あなたのすることは「相手の話に興味を示すこと」「質問すること」です。
お相手の話していることに耳を傾けて、決して話の腰を折るようなことはしないこと。
相手が一生懸命に話していることに対して掘り下げる質問をするのです。
自分はそのことを何も知らないということは恥じることではありません。
あなたがすることは一つ、「教えてください」の姿勢を示すことです。
自分の話に興味を示してくれる人に誰もが悪い気はしません。
「へえ~」「それで?」「おススメの映画がありますか?」と聞いてみるのです。
ついでに、鑑賞する際のポイントなども質問してみるといいですよ。
そうして、お見合いが終わったら、すぐにツタヤでそのDVDを探してください。
あなたは、その人と出会わなかったら、決してその映画を観ることはないでしょう。
それが面白いか否かは別にして、あなたがお相手を通してその作品に
出会ったことに意義があるのです。
そう思うと、出会いに感謝!ですよね。
以前ご成婚された男性会員さんは、お相手のおススメの映画はすぐに観ていましたし、
絵画の話を聞いたならその画家の画集を見たり、絵画展に行ったりしていました。
彼曰く「婚活を通して、いろいろなことに興味を持つことができた」と。
以前の彼は、ゲームオタクだったそうです。
このように、お相手の好きなことに興味を持つと自分の世界が広がっていくのです。