結婚相談所に入会して婚活をスタート!
しかし、どんどん活動そのものが下降していく人がいます。
つまり、ご本人の気持ちが活動すればするほど、下降線をたどっていくのです。
そういうの人には特徴的な思考パターンがあります。
それは、物事への「期待値」が高く、目に見える結果や成果を求めがち
であること。
婚活とは、言うまでもな「たった一人の人を見つける」活動です。
そこには運が絡んでくるし、ある程度の時間がかかることは当然。
ところが、そういう人は期待が大きいだけ「ダメだった」「また、ダメだった・・・」という思い
にとらわれやすく、結果、心理的ダメージやストレス度が高いのです。
ずい分前に婚活していた人で、パーティに参加すると集まったメンバーを
さっと見て、「話したい人がいない」とさっさと帰ってしまう人がいました。
自分の時間を無駄にしたくないというわけですが、あまりにも効率的な考えは
婚活とは対極のものだと私は思ったものです。
「もしかしたら、話の合う人がいるかもしれない」などと淡い期待は一切抱かない。
他にもお見合いの場で、話が噛み合わないとなると、基準となっている一時間の
お見合い時間がもったいないという人がいます。
こういう人は、「また時間が無駄になった」などと、気持ちが著しく盛り下がっていくのです。
そして、相談所の婚活は合わない!と決まって言い出します。
合う合わないはその人によりますから、他のフィールドを探すことはまったく問題なしです。
ただ、どこに行っても、そういう考え方だと苦戦するのではないでしょうか。
そこで身につけたいのが、「無駄」の概念を取り入れること。
時には、「何もなかったけれど、ま、そういう時間があってもいいじゃないか」「ま、いいか」と
淡い期待値で行動してみるのです。
つまり、婚活で必要な持続力を身につけるには、あなたの期待値を低くしないと
その度に裏切られたような気持ちになってくるはず。
それじゃ、あなたの身が持たないし、思いがけず望む結果を得られると
いう偶然にも見放されてしまうのです。