婚活をしているあなたを襲うのは婚活疲れです。
これは、あなただけではなく、婚活している皆がかかる一時的な
病のようなもの。
だって、仕事のプロジェクトだったら○月○日終了!という目標があるでしょう。
ところが、婚活には「○月○日、運命の人現る」なんて誰にもわかりませんからね。
そんな何一つ確証のないのが婚活であるとも言えるのです。
こういう中を手さぐり状態で進んでいると、「あー、あの時出会った人と一緒に
なっていればよかった」「真剣に私のことを思ってくれた人がいた」などと過去の出来事を
つい口にしたくなります。
中には「私が振った元カレは、今は出世して仕事も家庭も順風満帆。何であの時
彼を受け入れられなかったのか・・・」と、元カレが順調な人生を歩んでいれば
いるほど、嘆いてもしょうがないと思ってもそうしてしまうのです。
「一期一会」なんて言いますが、人は変化して成長していくにも関わらず、
その人と繋がれる機会は一度しか無く、それを逃してしまうと後悔する
ことがあります。
これは、何もあなただけではなく、多かれ少なかれ誰でもあるのではないでしょうか。
ま、男女の仲は復縁することもありますが、「覆水盆に戻らず」のことの方が多いようです。
それでも、今考えるとあのご縁を手に入れていたら、どんなによかっただろうと
思ってしまうのです。
もちろん、時計の針を元には戻せません。
そして、当然のことながら後悔するのは、現状に不満や思い通りにいかない憤りや
辛さが渦巻いているからです。
今に不満があるから、それを過去に投影して現状から目をそむけているだけ。
だって、もし、今すぐにステキな人と出会ったら「何であの時のあの人と別れて
しまったのだろうか」なんて悔まないはず。
むしろ、別れた自分を褒めてあげるのではないでしょうか。
「別れは必然だったんだ」とすんなり思えるもの。
そう考えると、過去の後悔は行動する原動力に変えることができるはずです。
そうは言っても、現状が苦しければ苦しいほど過去を悔いてしまうというあなた。
それだったら、過去を悔いてもいいから前に進むことを止めないこと。
これが大事です。
それしか、今のあなたの不満を解決することはできないのですから。